クラブラグビーの活性化に向けて。エーコンクラブが80周年記念大会を開催
エーコンクラブ(名誉会長:龍野和久/元関東ラグビーフットボール協会長、会長:高島正之/元日本ラグビーフットボール協会副会長、GM:山下浩)が6月21日(日)、神奈川県のYC&AC山手グランドで創部80周年記念大会をおこなった。

対戦相手は1年遅れで創部され、クラブ定期戦発祥の間柄にあるエリスクラブ。お互いに40代~70代のシニアラガーも参加し、タッチフット、試合、アフターマッチファンクションと交流を楽しんだ。

エーコンクラブは1946年創部のクラブチームだ。終戦後の混乱期に戦地より復員できた各校のOBたちが、生還の喜びを語り合うと同時に今一度あの楽しかったラグビーが復活できないものかという思いのもとに発案。出身校や年齢、職業を超越し、ひたすらラグビーを熱愛する仲の良い者たちが集まって、本当の意味でのアマチュアクラブを創立したものである。
クラブ運営は、エーコン(どんぐり)という名称が意味するように、どんぐりの背比べのたとえ、すなわち謙虚と言うことであり、常に縁の下の力持ち精神によって管理・維持されてきた。
エーコンクラブは、英国、豪州、NZ、ハワイ、アジア各国など海外遠征を数多く経験し、海外ラグビー文化と交流をしてきた。近年は10人制大会も主催するなど、クラブチーム発信のアマチュアラグビー界の牽引車としてボールを次世代に繋いできた。
コロナ禍を経て、クラブチームの活性化のため、80周年を機にYC&ACクラブと山手グランド使用、合同チームで試合をおこなう等、全面的に提携していくことになった。
1899年、慶應義塾でエドワード・B・クラークが学生にラグビーの指導を開始したのが、日本ラグビーの始まりである。YC&ACは、1901年に慶應義塾と日本人チームによる初のラグビー試合をおこなっている。日本ラグビー創成期において中心的役割を担った外国人スポーツクラブである。

リーグワンの活況、日本代表チームの活躍の一方、エーコン、エリス、YC&ACをはじめとしたクラブラグビーのより一層の活性化により、日本で一人でも多くの人がラグビーを楽しみ、日本のアマチュアラグビーの盛り上げと日本のラグビーの発展に繋がっていくことを期待したい。




