【関東大学リーグ戦】立正大が好調・東洋大破る。関東学院大はサヨナラ逆転ゴールならず。日大は2勝目。
■関東大学リーグ戦1部・11月10日@足利ガスグラウンド
【日大 26−25 関東学院大】
前節で立正大相手に1点差の勝利を掴んだ日大が、関東学院戦でまたも1点差の接戦をものにした。
前半は点の取り合いとなった。
先にトライを重ねたのは関東学院大。13分にFB星遥大の突破からWTB山川誠人がインゴールに入ると、23分にもBKで外側を崩してゴールラインまで迫る。相手のスローの乱れを逃さなかったSH服部莞太がトライを奪った。
12-0としてからは、日大がモメンタムを生んだ。26分、29分の連続トライであっという間に同点に追いつく。
関東学院大も負けじとBKの好走は続いた。WTB山川、FB星の高い突破力を起点に36分に再びリードを奪った。
しかし、取られたら取り返す日大は前半終了間際に、優位に立っていたスクラムでプレッシャーかけ、SH宮﨑悠馬が突破。19-17と逆転して前半を終えた。
後半開始早々にもFB半田翔彰の突破で9点までリードを広げた。
が、以降は互いに敵陣22㍍内に侵入するも、得点を奪えず。
関東学院大の方が多くのチャンスを作っていたが、ものにできないでいた。
それでも諦めなかったスカイブルーのジャージーは試合終盤の37分、徐々に優劣を変えていたスクラムで相手のペナルティを誘う。これをWTB山川が沈め、6点差に迫った。
ロスタイムにもスクラムで反則を奪い、ゴール前のラインアウトモールを押し込む。25-26、1点差。逆転サヨナラ勝利はFB星の右足に託されたが、左隅から難しい角度のコンバージョンは外れ、無情にもノーサイドの笛が鳴った。
敗れた関東学院大は、今季1部昇格ながら大東大にも7点差の僅差試合を演じるなど実力こそ大差はないが、勝利を掴み取れない日々が続いている。
<次戦日程>
・11月24日(日)立正大vs関東学院大@熊谷
・11月24日(日)東洋大vs日大@熊谷