国内 2024.11.11
【関東大学対抗戦&リーグ戦】東海大が11年ぶりに法大に敗れて2敗目。優勝&選手権争いは大混戦に。慶大は立教大を破って2勝目手にする。

【関東大学対抗戦&リーグ戦】東海大が11年ぶりに法大に敗れて2敗目。優勝&選手権争いは大混戦に。慶大は立教大を破って2勝目手にする。

[ 編集部 ]
5トライを挙げた慶大HO中山大暉主将(写真左/撮影:長岡洋幸)

■関東大学対抗戦A・11月10日@スピアーズえどりくフィールド
【慶大 39−14 立教大】

 加熱する選手権出場争いの大一番は、慶大が終始、自分たちの強みを出し切った。
 4トライ差をつけてボーナスポイントも奪取。立教大に39-14で快勝した。

 慶大は試合の序盤からモメンタムを生んだ。前半15分にはカウンターアタックからWTB小野澤謙真の突破を起点に、最後はWTB石垣慎之介が左コーナーに飛び込む。

 その3分後にはWTB石垣がキックチェイスで相手をタッチラインの外に出す好プレーを見せ、まもなく十八番のラインアウトモールを押し込んだ。

 リズムよく連続でトライを取り切れたことで、さらに勢いに乗った。
 ゴールラインを背にしたディフェンスではFL中野誠章が奮闘。12-0で迎えた後半も、立ち上がりにWTB小野澤の40㍍PGでリードを広げ、なおもバックスリーのランとラインアウトモールの2つの武器が炸裂した。

 7分、16分のトライで27-0として大勢が決した。
 その後も2トライを追加し、HO中山大暉主将は5トライを挙げた。

 青貫浩之監督は「選手にはタイトな試合になると伝えていた。ボーナスポイントを狙うのではなく、まずは勝つこと。その先にボーナスポイントがあると伝え、プラン通りに進めることができた」と語った。

<次戦日程>
・11月23日(土・祝)慶大vs早大@秩父宮
・12月1日(日)立教大vs青学大@熊谷

ボールを前に運ぶ立教大FL角田龍勇(撮影:長岡洋幸)

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