国内 2023.12.08
指揮官グラッグス、岩村主将も手応えあり。あすは昨季との違い見せる一戦に。ダイナボアーズの後押しは「ギオン1万人」の光景

指揮官グラッグス、岩村主将も手応えあり。あすは昨季との違い見せる一戦に。ダイナボアーズの後押しは「ギオン1万人」の光景

[ 編集部 ]

「私たちは、私たちのチームのやり方でプレーをする」(ディレーニーHC)

「やり方を磨き上げ、基礎基本の力を高める準備をしてきた。自分たちのラグビー、私たちのやり方でぶつかっていく。もちろん、リーグとしてスターがたくさんいることはポジティブな要素。そこに対してチームとして戦うことを楽しみにしているところ」

「フランカーの坂本侑翼を見てほしい。昨年活躍し、オフにはバーバリアンズにも選ばれて、次のステップにいける力を見せてくれた。今年もそうあってほしいが。チームには過去に代表だった選手もいるし、若い選手には、これからそうなる選手たちが何人かいる。それが誰か? 彼らのプレッシャーになるので名前は挙げないでおくよ。とにかく、今、代表選手がチームがいないことについては何も心配していない」(ディレーニーHC)

 チームは、開幕戦のホスト試合を1万人の観客で埋めるプロジェクトを立ち上げた。岩村主将はそれを意気に感じ、腕を撫している。

「スタッフはプランを練ってたくさん集客をしてくれる。僕らは集まってくれたお客さんに『心燃える』気持ちになってもらいたい。そのためにもしっかりと自分たちのすべきことをやります。敵は自分の中にいる、と思う。集中して、80分が終わった時にはスコアでうちが相手を上回っている、そんな日にしたい」(岩村主将)

 準備は整った。相模原ギオンスタジアムでの昨季最多観客数は7089人。記録を塗り替えるギオン1万人の新しい景色の中で、ダイナボアーズが新しい姿を見せる。

ダイナボアーズ 開幕戦特設サイト(外部サイト)
https://dynaboars.jp/2023-2024/231209/

セットプレーのライブセッションは活気に溢れていた。チームには昨年とは違う落ち着きがうかがえる(Photo/BBM)

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