新生リーグワンの日程発表 開幕は1月7日に国立でワイルドナイツとスピアーズが激突!
Aカンファレンスではそのほか、1月8日に千葉・柏の葉公園総合競技場でグリーンロケッツ東葛と横浜キヤノンイーグルスが対戦する。
イーグルスからグリーンロケッツに移籍した田中史朗は新チームについて、「一人ひとりが意識を変えてチャンピオンになるという思いを持っているので、日本のみなさんに観ていただきたい。古巣との対戦は楽しみ」と意気込んでいる。
一方、今夏の東京オリンピックで日の丸をつけて奮闘するなど長く7人制ラグビーでプレーしてきたイーグルスの松井千士は、「2、3年ぶりに15人制でやるのですごく楽しみ。リーグワンの初代王者を目指して頑張りたい」と、こちらも張り切っている。
同じく1月8日、兵庫・ノエビアスタジアム神戸ではコベルコ神戸スティーラーズとシャイニングアークス東京ベイ浦安が対戦する。
コベルコ神戸スティーラーズの日和佐篤は、「地域に密着して、地域の人々から応援されるようなチームを目指す」とコメント。チームはトップリーグの初代王者であり、新しく始まるリーグワンでも1年目から頂点を狙う。
そして、アークスの愛称で親しまれるチームをけん引する金正奎は、「チーム状況はすごくいい。いろんなスポンサーさんだったり、地域のみなさんとも連携して、しっかり戦っていく。初代チャンピオンを目指して頑張っていきたい」と燃えている。
Bカンファレンスでは、同じ地域をホストエリアとする東京サントリーサンゴリアスと東芝ブレイブルーパス東京が1月8日に東京・味の素スタジアムで激突する。
サンゴリアスの快足ランナーである江見翔太は、「府中ダービーということで負けられない戦い。日本代表などに多くの選手を輩出しているので、いまはほかのメンバーでチームの土台をつくっている。(昨季)トップリーグは惜しくも準優勝だった。リーグワンの初代チャンピオンを目指して、より強く、愛されるように頑張っていきたい」と語った。
一方、ブレイブルーパスの小川高廣はチームの状況について、「8月から活動をスタートし、いまは練習試合も始まって、若手も躍動している。すごく勢いがある」と手ごたえを感じており、リーグワンを盛り上げていきたいと誓った。
Bカンファレンスのほかの2試合は1月9日に組まれ、愛知・豊田スタジアムではトヨタヴェルブリッツと静岡ブルーレヴズが対戦、大阪・ヨドコウ桜スタジアムではNTTドコモレッドハリケーンズ大阪とリコーブラックラムズ東京が火花を散らす。
ヴェルブリッツの古川聖人は、「今年はオリンピックやパラリンピックで自分たちもたくさんのエネルギーをもらった。ラグビーからも日本にたくさんエネルギーを与えていけるように、ヴェルブリッツとして頑張っていきたい」と述べ、シーズンへ向け、チームとして一日一日を大切にしながらしっかり準備を進めていく。
東海ダービーでヴェルブリッツと戦う静岡ブルーレヴズの大戸裕矢キャプテンは、「チーム名にも入っているように、静岡県のみなさまに愛してもらえるようなチームをつくりたいと思っている。(前身の)ヤマハ発動機ジュビロのスタイルを継承しながら、新しいレヴズスタイルをプラスアルファで積み上げていけるように、見てて楽しいようなラグビーをしていけたらと思う」と語った。
そして、昨シーズン、レッドハリケーンズを初のベスト8に導いたローレンス・エラスマス主将は、「昨年度はチャレンジしながらすばらしいシーズンをチームとして過ごすことができた。成長できたことはたくさんあったと思う。今季もすでにハードなトレーニングを始めていて、もっともっとすばらしいシーズンになるようにやっていきたい」と述べ、さらなる飛躍を目指す。
対するブラックラムズの松橋周平も、「初代チャンピオンを目指す」と宣言。「そして、東京・世田谷からムーブメントを巻き起こし、感動を与えられるようなチームになっていきたい」と力強く語った。
なお、DIVISION.1の開幕節のチケットは11月11日に販売開始となる。