国内 2019.11.24
帝京戦は、慶應の誇りをかけて

帝京戦は、慶應の誇りをかけて

[ 編集部 ]

 今季は、他校と比べてチーム作りで後れをとった感がある。慶應は開幕の青学大戦を35-3でさらった。ノートライに押さえながらも局面では苦しみ、思ったような試合はできなかった。筑波に終了間際の逆転負け、日体大には11年ぶりに敗北を喫し、明治には大敗。早慶戦前にすでに3敗を喫してしまっていた。

 慶應PRの大山祥平が言う。チームは、選手権出場とは別に帝京戦に対するモチベーションを燃やしている。

「昨年の4年生が多く抜けたメンバーになったのは事実。それでも、だから今年の慶應は弱かった、とは言わせない。帝京戦は、慶應の存在意義をかけて戦います」

 栗原由太主将も、この早慶戦を糧に前進あるのみと考えている。
「プレーする中で手応えを感じた。1年間積み重ねてきた中でも、今日は一番やり切った試合と感じています」

 帝京との対抗戦最終戦は一週間後の11月30日、秩父宮ラグビー場で11時30分にキックオフする。

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