国内
2019.11.10
日体、ライバル青学も倒し、自信深める
青学も盛り返す。視野の広いSO桑田宗一郎のコントロールで前半は健闘。ラインアタックで突破を見せ、大きなゲインを稼いだが、「あと一人のサポート」が足りなかった。
タックル、ブレイクダウン、キック、カウンター、サポート、タックル…。両チームともスペースを作り、ボールを動かすスタイルを貫き、インプレーが長い。ターンオーバーを挟みながら攻防が続く。前半26分からは、3分40秒ものプレー継続があった。後半5分、青学のミスから日体大がトライで17−6(G成功)に。
青学はSH宮下賢志のさばきが冴えた。後半9分には、内返しのパスを見せながら大きくボールを動かし、WTB大村知意のトライで日体大に食らいつく。日体大 17−11 青学大。
後半12分、日体大はCTB石田大河主将のトライ、24−11(G成功)と差を広げた。相手のハイパントに素早く反応してバウンドしたボールを掴み、ラストパスを放ったLO永田義樹のアシストが効いた。
後半17分、キックオフから日体大FL渡邊智永のジャッカルでペナルティキックを獲得、石田大河がPGを加え27−11。
青学は23分、クロスにハイパントを上げてのトライで27−18(G成功)残り16分で9点差となった。
後半26分、日体大・石田大河主将がPGを追加して30−18。
残り15分からは青学がゴール前に張り付く時間帯が続くが、取りきれず。76分にマイボールスクラムを揺さぶられ、ボールを処理しきれず日体大ボールに。大きなチャンスを掴み損ねた。後半インジャリータイムの83分に日体大が、移動攻撃からWTB沢村を飛び込ませゲームを締めた。
日体大は昨年、青学大に3点差で敗れて7位に回った。そのライバルを直接対決で倒して見せた。
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