オーストラリア代表“ワラビーズ”は10月2日、南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」最終第6節兼ニュージーランドとの2国間で競う「ブレディスローカップ」第2戦・NZ代表“オールブラックス”戦(10月4日・パース)の試合登録メンバーを発表した。
南半球4カ国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」
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先週の対NZ第1戦(9月27日・オークランド●24-33)でワラビーズ史上最多記録の150キャップの試合出場を達成し、この試合での代表引退を表明していたジェームズ・スリッパーはルースヘッドPRで先発出場する。
タイトヘッドPRはアラン・アラアラトアを起用。TRC全試合でスターターを務めるHOビリー・ポラードとフロントローに並ぶ。右LOはフランスから招集されたウィル・スケルトンが入る。バックローはFLトム・フーパー、FLフレイザー・マクライト、そしてキャプテンのNO8ハリー・ウィルソンだ。
SHジェイク・ゴードンがハムストリングの負傷から復帰し、SOテイン・エドメドとハーフ団のコンビを組む。左WTBは前節リザーブのフィリポ・ダウングヌを起用する。
リザーブには前節ノンメンバーのHOジョシュ・ナッサー、PRトム・ロバートソンを置く。ふくらはぎの負傷から回復したFLロブ・ヴァレティニもベンチから出場機会を待つ。今週、追加招集されたCTBジョシュ・フルックは今年初のテストマッチ出場のチャンスをつかんだ。
前節の敗戦によりブレディスローカップ奪還の道が絶たれたワラビーズ。TRCでは2勝3敗・勝ち点11・得失点差+1で、首位南アフリカ(勝ち点15・得失点差55)を上回る可能性を僅かながら残す。
ジョー・シュミットHCは「スコッドはオークランドでの失望から立ち直り、土曜に迎えるNZとの激しいテストマッチに向けてハードワークを続けてきました」と現状を評価。ワラビーズは大会を良い形で終え、PRスリッパーを勝利で送り出すことはできるか。
<オーストラリア代表 ニュージーランド代表戦(10月4日17時45分キックオフ@オプタス・スタジアム)登録メンバー>※日本時間18時45分
▼スターティングXV
1.ジェームズ・スリッパー(ブランビーズ/150キャップ)
2.ビリー・ポラード(ブランビーズ/15キャップ)
3.アラン・アラアラトア(ブランビーズ/84キャップ)
4.ニック・フロスト(ブランビーズ/33キャップ)
5.ウィル・スケルトン(ラ・ロシェル[FRA]/36キャップ)
6.トム・フーパー(ブランビーズ/18キャップ)
7.フレイザー・マクライト(レッズ/34キャップ)
8.ハリー・ウィルソン(レッズ/30キャップ)[C]
9.ジェイク・ゴードン(ワラターズ/31キャップ)
10.テイン・エドメド(ワラターズ/3キャップ)
11.フィリポ・ダウングヌ(レッズ/14キャップ)
12.レン・イキタウ(ブランビーズ/47キャップ)
13.ジョセフ=アウクソ・スアリイ(ワラターズ/13キャップ)
14.ハリー・ポッター(フォース/6キャップ)
15.マックス・ジョーゲンセン(ワラターズ/16キャップ)
▼リザーブ
16.ジョシュ・ナッサー(レッズ/7キャップ)
17.トム・ロバートソン(フォース/35キャップ)
18.タニエラ・トゥポウ(ワラターズ/64キャップ)
19.ジェレミー・ウィリアムズ(フォース/19キャップ)
20.ロブ・ヴァレティニ(ブランビーズ/56キャップ)
21.ライアン・ロネガン(ブランビーズ/1キャップ)
22.ジェームズ・オコナー(レスター[ENG]/69キャップ)
23.ジョシュ・フルック(レッズ/4キャップ)
C:キャプテン