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南アフリカ代表“スプリングボクス”がTRC第4節NZ戦メンバー発表。選手を大幅に入れ替えリベンジへ。

2025.09.09

中央のシヤ・コリシは再びキャプテンとして先頭に立つ(Photo/Getty Images)

 南アフリカ代表“スプリングボクス”は現地時間9月8日、南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」第4節・ニュージーランド代表“オールブラックス”戦(13日・ウェリントン)の試合登録メンバー23名を発表した。

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 第2テストの5日前というタイミングでの発表となったメンバーは、17-24で敗れた前節から大きく入れ替える。スターティングXVのフロントローは変更なく、セカンドローはLOルード・デヤハーが先発に回る。キャプテンのシヤ・コリシは慣れ親しんだオープンサイドFL(6)にスライドし、NO8には出場停止処分が明けたヤスパー・ヴィーセが入る。

 BKの固定は右WTBのチェスリン・コルビのみ。ハーフ団はSHコーバス・ライナーとSOサシャ・ファインバーグ=ムンゴメズルがコンビを組む。ミッドフィールドは互いにユーティリティーなスキルを持つダミアン・ヴィレムセとキャナン・ムーディーが入る。左WTBイーサン・フッカー、FBアフェレレ・ファシという布陣で臨む。

 ボムスコッドと称されるリザーブはFW5:BK3という構成。HOのバックアップはマルナス・ファンデルメルヴァで、ヤン=ヘンドリック・ウェッセルズはルースヘッドPRのサブがこの試合での役割となる。FLをこなせるCTBアンドレ・エスターハイゼンもベンチで出場機会を待つ。

 ラシー・エラスマスHCは「ここ数試合、選手選考ではかなりの一貫性を保ってきましたが、次の試合で選出された選手たちが攻撃に何をもたらすかを感じ取ること以外に、世界ランク首位チームを相手に選手たちがどのようなプレーを見せるかを確認したいと考えています」と今後に向けたセレクションの意味合いも含んだ人選であることを示した。

 その上で前節の戦いぶりをふまえ「先週の失敗と修正点は明確に把握していて、あらゆる手段を講じてエラーを修正します。80分間、適切なパフォーマンスをおこなわなければならないことは疑いようもなく、実現するために全力を尽くします」と連敗阻止への意気込みを語った。

<南アフリカ代表 ニュージーランド代表戦(9月13日19時05分キックオフ@スカイスタジアム)登録メンバー>※日本時間16時05分
▼スターティングXV
1.オクス・ンチェ(シャークス/44キャップ)
2.マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ[JPN]/81キャップ)
3.トーマス・デュトイ(バース[ENG]/27キャップ)
4.ルード・デヤハー(埼玉パナソニックワイルドナイツ[JPN]/70キャップ)
5.ルアン・ノーキア(ブルズ/10キャップ)
6.シヤ・コリシ(シャークス/95キャップ)[C]
7.ピーターステフ・デュトイ(トヨタヴェルブリッツ[JPN]/90キャップ)
8.ヤスパー・ヴィーセ(浦安D-Rocks[JPN]/36キャップ)
9.コーバス・ライナー(ストーマーズ/43キャップ)
10.サシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル(ストーマーズ/12キャップ)
11.イーサン・フッカー(シャークス/2キャップ)
12.ダミアン・ヴィレムセ(ストーマーズ/41キャップ)
13.キャナン・ムーディー(ブルズ/16キャップ)
14.チェスリン・コルビ(東京サントリーサンゴリアス[JPN]/42キャップ)
15.アフェレレ・ファシ(シャークス/12キャップ)
▼リザーブ
16.マルナス・ファンデルメルヴァ(スカーレッツ[WAL]/1キャップ)
17.ヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ(ブルズ/5キャップ)
18.ウィルコ・ロウ(ブルズ/20キャップ)
19.RG・スナイマン(レンスター[IRE]/42キャップ)
20.クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ[JPN]/55キャップ)
21.グラント・ウィリアムズ(シャークス/21キャップ)
22.マニー・リボック(花園近鉄ライナーズ[JPN]/20キャップ)
23.アンドレ・エスターハイゼン(シャークス/20キャップ)

C:キャプテン

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