国際統括団体ワールドラグビーは8月25日付の世界ランキングを発表した。男子は南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」第2節および日本が参戦する「パシフィックネーションズカップ(PNC)」の結果が反映された。
先週、約4年ぶりに首位に返り咲いたニュージーランドは、アウェイでアルゼンチンに敗れたため1.79ポイントのマイナスに。首位から3位に転落した南アフリカは、ホームでオーストラリアにリベンジを果たしたことで0.23ポイントを加えたものの、先週の敗戦(-3.0ポイント)が響き首位奪還とはならず。トップ3はニュージーランド(90.72)、南アフリカ(90.01)、アイルランド(89.83)という順になっている。
PNCのプールB初戦ではトンガがサモアを破り、サモアは71.08ポイントに下げた。この結果、試合のなかった日本が72.29ポイントで上回り、入れ替わりで13位に浮上した。トンガは2ランクアップの17位になった。
プールAはカナダがアメリカに勝利。カナダは順位を1つ上げて24位に、アメリカは2つ下げて18位となった。
女子は今月22日に開幕したW杯イングランド大会の第1週の結果がランキングに出た。先週時点で6位のオーストラリアは15位サモアに勝ったが、両チームの差が10ポイント以上あったため、ポイントを加算できなかった(76.31ポイントのまま)。
他方、8位・スコットランドは3.15ポイント差の9位・ウエールズに勝利したことで77.39ポイントになった。この結果、スコットランドが6位に浮上し、オーストラリアが7位に下げた。
日本はアイルランドに敗れ0.01ポイント下げたが、順位は11位で変わっていない。