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元新人賞の金秀隆など選手12名が今季限りでクボタスピアーズ退団

2024.04.24

左から杉本博昭、デイン・コールズ、金秀隆、JD・シカリング


 クボタスピアーズ船橋・東京ベイが4月24日、2023-24シーズンをもって退団する選手・スタッフを発表した。

 選手は12名。
 13季在籍して昨シーズンのリーグワン初優勝(トップリーグ時代を含めスピアーズ初の日本一)にも貢献したベテランHOの杉本博昭(35歳)は、今年2月に今季限りでの現役引退を表明していた。

 HOでは、リーグワン2022-23のベストフィフティーンでもある主力の南アフリカ代表HOマルコム・マークスがワールドカップ期間中の負傷で今季スコッドから離脱となったなか、スピアーズからのSOSに応え、引退を撤回して今季リーグワンでオールブラックス(ニュージーランド代表)の魂を見せてくれたデイン・コールズも退団が決まり、おそらく37歳のレジェンドは現役生活を終えることになるだろう。

 そして、トップリーグ2021の新人賞に輝いたWTB金秀隆(26歳)も4季過ごしたスピアーズを去り、新たな道に進む。

 コベルコ神戸スティーラーズから移籍し、先週の試合でも力強い走りなどを披露していた南アフリカ出身のLO、JD・シカリング(28歳)は、古巣のストーマーズに復帰することが決まった。

 そのほか、元U20日本代表のFB/WTB近藤英人(8季在籍・31歳)、CTB永富晨太郎(5季在籍・28歳)、FL岡山仙治(4季在籍・26歳)、SO侭田洋翔(3季在籍・25歳)もスピアーズでの挑戦を終える。
 さらに、NO8千葉雄太(9季在籍・31歳)、LOオト ジョシュア輝恵(3季在籍・25歳)、FLトニー・ハント(2季在籍・26歳)、SH大嶌一平(1季在籍・28歳)もスピアーズ退団が決まった。

 スタッフでは、高野彬夫アシスタントコーチ(選手・コーチ通算で18季在籍)、櫛田慎一トレーナー(8季在籍)、村上健一アナリスト(2季在籍)が退団することになった。

 なお、退団者のコメントはシーズン終了後、スピアーズの公式サイトに掲載される予定。

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