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サモアのガバナンス問題解決へ、ワールドラグビーが介入し暫定措置策定。RWC2027への道は閉ざされず

2026.10.30

10大会連続RWC出場への道が開けたマヌ・サモア(Photo/Getty Images)

 国際統括団体ワールドラグビー(WR)は10月30日、サモアが抱える課題解決に向けた暫定措置を発表した。

 2026年7月、サモア政府は国内の競技統括団体ラカピ・サモアのガバナンスに対する不信から財政支援の打ち切りを発表した。この時、現地メディアは問題が解決できなかった場合、WRよりすべての国際大会で4年間の出場停止処分が課される可能性を報じていた。

 その後8月にはラカピ・サモアに対抗する新組織としてサモアラグビーフットボールユニオン(SRFU)が設立され、翌月には政府がSRFUを公式の統括団体とすることを閣議承認した。

 10月に入りWRのブレッド・ロビンソン会長とサモアのラアウリアレマリエトア首相が会談し、以下の暫定措置を取ることで合意した。

 ラピカ・サモアはWR評議会において自主的に加盟資格を停止する。この処分はWR理事会の要請および評議会へ勧告がなされるまで継続される。

 ラカピ・サモアとサモア政府が承認したメンバーによる、サモア主導の独立審査会が作られ、サモアラグビーのガバナンスを調査する。WRの監査委員会はラカピ・サモアのWR加盟基準へのチェックをおこなう。

 そして代表レベルの活動を含むハイパフォーマンスラグビーに関連するすべての管理権限および管轄権をサモアスポーツ協会とサモアオリンピック委員会(SASNOC)に移管し、別途任命される管理グループと共同で監督される。一連のグループは、サモア代表チームがエリートレベルの国際大会へ参加する責任を負うものとされ、2027年男子W杯への出場が明言された形となった。

 WRは声明の冒頭で「WR、サモア政府、ラカピ・サモア、およびSASNOCはガバナンスの見直し期間中も、サモアとその選手たちが引き続きラグビーの最高レベルで競技を続けられるよう確保するための手順について合意した」と明記し、チームやプレーヤーへ影響が及ばないことを強調した。

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