■ネーションズチャンピオンシップ2026[ラウンド3]
7月18日@HBFパーク(パース)
【オーストラリア 57-10 イタリア】
新設大会「ネーションズチャンピオンシップ」南半球シリーズ最終戦のラウンド3。ここまで共に2連敗の世界ランキング8位・オーストラリア代表と同10位・イタリア代表がパースで激突した。
立ち上がりからホームのオーストラリアがゲームを支配する。ゲインを重ねて深い位置にボールを運んだ前半3分にLOジョシュ・キャナムが左サイドを押し込み先制トライをマークする。その後も効果的なアタックから前進したオーストラリアは、11分までに3連続トライを奪い一挙に19点を先行した。
イタリアは19分にキャプテンのFLミケーレ・ラマロが左サイドを抜けて1トライを返すが、その後もオーストラリアがテリトリーとポゼッションで圧倒する。26分には左サイドでラックサイドを突いたLOキャナムが自身2本目のトライを奪うと、その後も順調に得点を重ねたオーストラリアが38-5と大きくリードして前半を終えた。
イタリアは後半開始直後にWTBモンティ・イオアネが左方向へ走り抜けて5点を返す。しかしオーストラリアの優位は揺るがない。12分にはゴール前ペナルティのチャンスでタップキックから攻め込みLOキャナムがハットトリックトライをねじ込んだ。
オーストラリアが8本目のトライを奪って50-10とした直後の25分、フィールド上でエキサイトした小競り合いがイタリアベンチになだれ込むと、混乱の中で既にベンチに下がっていたPRマルコ・リチョーニが相手にパンチをくらわす。これがTMOで確認されイタリアに一発退場のレッドカードが掲示された。
フィールド外の選手への退場処分ということで、15人で戦い続けることができたイタリアであったが、その後もペースをつかむことはできず。57-10でオーストラリアが完勝を収めた。
ワラビーズはうれしい今大会初勝利を挙げ、4トライ以上で得られるBPを含む勝ち点5を獲得。今シリーズの戦績を1勝2敗・勝ち点8とした。そしてこの試合を最後に退任するジョー・シュミットHCにはなむけの白星を贈ることができた。
3連敗のイタリアはシリーズ全体でも勝ち点が得られず、ゼロポイントで11月の北半球シリーズでのリベンジをねらう。
