■ネーションズチャピオンシップ2026[ラウンド1]
7月4日@エリスパーク(ヨハネスブルグ)
【南アフリカ 45-21 イングランド】
北半球と南半球の強豪が覇権を争う新大会「ネーションズチャンピオンシップ」ラウンド1の5試合目。W杯2連覇中で世界ランキング1位の南アフリカは同6位のイングランドを迎えた。
試合開始早々、フルスロットルで仕掛ける南アフリカは前半2分、左中間のゴール前でフェーズを重ねた末、PRトーマス・デュトイが押し込み先制トライをマークする。直後の5分には右サイドでボールを受けたWTBチェスリン・コルビが落ち着いて対面を振り切りトライゾーンへ。さらに11分にはWTBカート=リー・アレンゼがエッジで粘りながら左スミにグラウンディング。一挙に17点を重ねた。
徐々に流れを引き寄せたイングランドは、南アフリカのシンビンを機に攻勢を強める。深い位置まで前進した35分、相手のペナルティを誘うとPRエリス・ゲンジがクイックタップから仕掛けてトライラインを越えた。さらに前半終了間際にSOフィン・スミスが50:22を成功させてチャンスを作ると、LOジョージ・マーティンが左のショートサイドを突き進みトライ(G)。スコアを14-17としてゲームを折り返した。
後半、南アフリカは立ち上がりから出力を高める。4分にゴール前まで迫ると、SHグラント・ウィリアムズがラックサイドを突いて左中間にグラウンディングした。16分には左サイドに作ったスペースへCTBジェシー・クリエルが走り抜けてチーム5本目のトライ(G)をマークした。(31-14)
イングランドは27分に深い位置のラインアウトからの展開でLOアレックス・コールズが突進してトライ(G)を返す。ビハインドを10点に縮めたが、終盤にイエローカード2枚を掲示され厳しい状況に追い込まれる。
数的有利で勢いを増す南アフリカは、ここから2トライ2ゴールを加えてリードを大きく広げた。80分間で7トライを奪ったスプリングボクスは勝利の勝ち点4とボーナスポイント1点を獲得し、新たなタイトルに向けて好スタートを切った。敗れたイングランドはこの試合でポイントを重ねることはできなかった。
