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「ワールドラグビーアワード2025」男子15人制MVPはクボタスピアーズ船橋・東京ベイ所属の南アフリカ代表マルコム・マークス。

2025.11.23

リーグワン2024-25決勝に出場したマルコム・マークス[S東京ベイ/南アフリカ代表・HO](撮影:長尾亜紀)

 国際統括団体ワールドラグビーは11月22日、年間表彰「ワールドラグビーアワード2025」男子部門の受賞選手を発表。プレイヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)は南アフリカ代表“スプリングボクス”でクボタスピアーズ船橋・東京ベイ所属のHOマルコム・マークスが輝いた。

 22日のアイルランド戦も含め南アフリカ代表87キャップの試合出場記録を持つマルコム・マークス(31)は2019、2023年W杯に出場し連覇を達成。2019年度から当時トップリーグのNTTコミュニケーションズ シャイニングアークスに加入、2020年度からはクボタスピアーズに移籍し、2023-24シーズンはリーグワン優勝に大きく貢献した。

 南アフリカ選手のWR年間最優秀選手受賞者はスカルク・バーガー(2004)、ブライアン・ハバナ(2007)、ピーターステフ・デュトイ(2019,2024)に続く4人目。今年はピーターステフ・デュトイ、オクス・ンチェ(共に南アフリカ)、ルイ・ビエル=ビアレ(フランス)がノミネートされていた。マークスはキャリアで初めての受賞。

 ブレイクスルー・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀新人)には、ニュージーランド代表のLOファビアン・ホランド(23)が選出された。オランダ生まれで初めてオールブラックスとなったホランドは7月5日のフランス戦でテストマッチデビュー。今年12キャップを獲得するなど大きな存在感を示している。

 最も印象的なトライを決めるトライ・オブ・ザ・イヤーは、チリ代表が9月20日のサモア戦で前半23分に右サイドでオフロードを繋ぎながら前進しLOサンティアゴ・ペドレロがフィニッシュしたトライが選ばれた。

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