ラグビー日本代表戦 4週連続WOWOWで!
11/22(土)午後8:45「日本vsジョージア」ライブ配信
■キルター・ネーションズシリーズ
11月15日@アリアンツ・スタジアム(トゥイッケナム)
【イングランド 33-19 ニュージーランド】
白いジャージーの世界ランキング4位、イングランド代表が「キルター・ネーションズシリーズ」で同2位ニュージーランド代表“オールブラックス”をトゥイッケナムに迎えた。
イングランドの守備の圧力を受けながら前進したNZは前半14分、左サイドへの展開でWTBレスター・ファインガアヌクが押し込み先制トライをマークする。流れをつかんだNZは続けて18分にも左のエッジでボールを受けたHOコーディー・テイラーがステップを切ってトライラインを超え、12点を先行した。
ホームのイングランドも反撃。25分にセンタースクラムから左に展開し、CTBオリー・ローレンスが2人を弾きながらトライに持ち込み5点を返す。前半の終盤、38分と40分にはSOジョージ・フォードが2連続でドロップゴールを通して6点を追加。11-12の1点差に迫ったところでハーフタイムを迎えた。
後半1分にNZのHOテイラーがタックル後にボールに手をかけるシニカルプレーでイエローカード、10分間の一時退出処分を受ける。直後の3分にイングランドのFLサム・アンダーヒルが押し込みトライ(G)、逆転に成功した。(18-12)
さらに15分にはSOフォードの50:22キック成功で作ったチャンスから、CTBフレイザー・ディングウォールがクリーンブレイクしてグラウンディング、さらに7点を加えた。
13点差を追うNZは24分にトライライン目前まで迫り、この攻防でオフサイドのペナルティをおかしたイングランドのNO8ベン・アールのイエローカードを誘発。直後のラインアウトから中央への展開でFBウィル・ジョーダンがトライ(G)。6点差に迫った。(19-25)
1チャンスでリードが入れ替わる状況で、数的不利ながら圧を加えたイングランドは35分のPGで3点を追加。さらに37分にはNZのパス回しで乱れたこぼれ球をFLをヘンリー・ポロックが反応しドリブルで前進、右サイドでボールを抑えたWTBトム・ローバックがトライゾーンに飛び込み試合を決めた。
最終スコアは33-19。イングランドが2019年W杯・準決勝以来の対NZ戦勝利を挙げ、今シリーズでオーストラリア、フィジーに続く3連勝を果たした。プレーヤー・オブ・ザ・マッチは2G1PG2DGとキックが冴えたSOジョージ・フォードが選ばれた。一方のNZはアイルランド、スコットランド戦に続く連勝はならず、今ツアー初黒星となった。
