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豊田自動織機シャトルズ愛知にオーストラリア代表ノア・ロレシオ、サモア代表クリスチャン・リアリーファノ、NZ出身T・ウマガ=ジェンセンが加入。

2025.10.31

ノア・ロレシオ/クリスチャン・リアリーファノ/トーマス・ウマガ=ジェンセン(Photo/Getty Images)

 リーグワン ディビジョン2の豊田自動織機シャトルズ愛知は10月31日、2025-26シーズンの新加入選手3名を発表した。SOノア・ロレシオ、SO/CTBクリスチャン・リアリーファノ、CTBトーマス・ウマガ=ジェンセンがチームに加わる。

 ノア・ロレシオはオーストラリア代表“ワラビーズ”で30キャップの試合出場記録を持つ25歳。スーパーラグビー・パシフィックのブランビーズに所属していた。ゲームコントロールに長ける司令塔であり、ワラビーズの主力SOとしてプレーしていたが、7月6日のフィジー戦で首を負傷したことで手術をおこない、長期的なリハビリが必要とされている。

「チームの文化やチームスピリットについて素晴らしい話を聞いています。みなさんに会えること、ハードなトレーニングに取り組むこと、そしてフィールド内外で貢献することを楽しみにしています」と前向きなコメントを発表している。

 2018年度以来のシャトルズ復帰となるクリスチャン・リアリーファノ(38)。オーストラリア代表で26キャップを持ち2019年W杯に出場したが、2023年はルーツ国の代表資格を得てサモア代表としてW杯に出場した。

 2016年に当時トップリーグのサントリーに加入したが、同年8月、白血病と診断され、このシーズン試合出場が叶わず退団した。闘病を経て競技に復帰し、2018年、豊田自動織機に加入。2019年度から2季はNTTコミュニケーションズでプレーした。その後、スーパーラグビー・パシフィック(SRP)のモアナ・パシフィカ、アメリカ・MLRのRFCロサンゼルス(現カリフォルニア・レジオン)を経て、再びシャトルズに復帰することとなった。

 本人は「豊田自動織機シャトルズ愛知に復帰できることをとても嬉しく思います。早くコーチや新しいチームメイトと出会い、シーズンに向けたトレーニングを始めるのが待ち遠しいです」と抱負を述べている。

 SRPハイランダーズから移籍するトーマス・ウマガ=ジェンセン(27)は今季、花園近鉄ライナーズに加入するピーター・ウマガ=ジェンセンの双子の兄弟。「豊田自動織機シャトルズ愛知に入団できることをとても楽しみにしています。チームのメンバーに会うこと、そして日本文化を体験することが待ち遠しいです」とマインドを表現した。

 昨季、シャトルズは初のディビジョン2優勝を成し遂げたが、D1/D2入替戦では勝利できずD2残留が決まった。来季に向けてはLO/FLロックラン・オズボーンら8名の新加入が発表されていた。

<新加入選手プロフィール>
SO ノア・ロレシオ(179cm/89kg|1999/12/18|ブランビーズ(SRP))
SO/CTB クリスチャン・リアリーファノ(182cm/95kg|1987/9/24|RFCロサンゼルス(MLR))
CTB トーマス・ウマガ=ジェンセン(187cm/110kg|1997/12/31|ハイランダーズ(SRP))
※カッコ内は身長・体重、生年月日、前所属チーム

【リーグワン】2025-26シーズン新加入選手まとめ(随時更新)

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