「リポビタンDチャレンジカップ2025」(10月25日・国立競技場)で日本代表と対戦するオーストラリア代表“ワラビーズ”がテストマッチを明日に控えた24日、前日練習“キャプテンズラン”を国立競技場でおこなった。
報道陣に公開されたのは冒頭の約15分間。アップのランパスでは軽快な動きとボール捌きを見せた。
この試合でゲームキャプテンを務めるFLニック・チャンピオン・デクレスピニーは練習前のインタビューで、ワラビーズの第92代主将を務める心境を「光栄」「夢のような感覚」と表現した。
学生時代はラグビーと並行してボート競技にも打ち込んだという。
「一番大きな学びは、ハードワークをすれば結果がついてくるということでした。そしてチームの8人を信頼し、助け合いながら進めてきたことが実際の結果につながることを学ぶことができました」
フランスで長くプレーしていたことから、29歳という年齢のいま、重ねたテストマッチのキャップは2のみ。3キャップ目でチームの先頭に立ち、迎え撃つ日本代表については「とても速い」という印象を持つ。
今年のPNCでは決勝でフィジーに6点差(27-33)で敗れ準優勝となるも、ウエールズに勝利した実績を持つジャパンへの「警戒」を示すも、「何より自分たちにとって大事なのは、やるべきことをすることで、オーストラリアのファンに喜んでもらえる、誇りに思ってもらえるプレーをすることです」と自分たちにベクトルを向けるコメントを残した。
