NTTリーグワン ディビジョン2の清水建設江東ブルーシャークスは8月27日、2025-26シーズンよりブランビーズ(スーパーラグビー・パシフィック)のSHハリソン・ゴダードが加入、またFL井上雄太が退団し現役引退することを発表した。
U20オーストラリア代表でのプレー経験があるハリソン・ゴダード(27)は、2017年にレベルズでSRデビューし、2021年から2季はアメリカ・MLRのLAギルティニスでプレーした。その後ワラターズ、ブランビーズに所属。今年のSRシーズン終了後、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズと対戦するために編成された「ファーストネーションズ&パシフィカXV」の一員として試合に出場している。
入団に際し「クラブの評判、文化、そして家族のような雰囲気について、多くの良い話を聞いてきました。チームメンバーとの出会いを楽しみにしており、ファンの方々とのつながりを築いていきたいと考えています。フィールド内外で、私の経験と情熱を活かして貢献できるよう努めてまいります」と意気込みを伝えている。
茗溪学園高、成蹊大出身の井上雄太(25)は、2024年にアーリーエントリーで江東BSに加入。公式戦出場はなかった。退団にあたり「脳震盪や怪我が多く満足にプレーできる時間は短かったですが、多くの人に支えられラグビーをできました。これまで支えていただいた会社関係者の方々、スタッフ、チームメイト、ファンの方々、家族、ラグビーを通じて関わってくださった全ての方々に心から感謝しています」とコメントを残している。選手としての引退を決断し、今後は社業に専念する。
<新加入選手プロフィール>
SH ハリソン・ゴダード(183cm/83kg|1998/4/8|ブランビーズ(SRP))
※カッコ内は身長・体重、生年月日、前所属チーム