国際統括団体ワールドラグビーは7月14日付の世界ランキングを発表した。男子日本代表は、12日のウエールズ代表戦で敗れたことで2ランク下がり、14位となった。
5日の第1戦前は日本が13位、ウエールズが12位という状況だった。北九州のテストマッチは日本がウエールズに24-19で勝利したことで、日本が12位(73.70ポイント)、ウエールズが14位(72.65ポイント)となっていた。
12日の神戸での第2戦、22-31で敗れた日本は72.29ポイントで14位に順位を下げ、勝ったウエールズは74.05ポイントで12位に戻った。世界ランキングは、ホームチームがハイリスクローリターンでポイントが算出されるシステムのため、日本は1勝1敗の戦績でもポイントと順位を下げることになった。
この週末の世界各地のテストマッチの結果もランキングに反映された。ホームでイングランドに連敗したアルゼンチンが5位から6位、アウェイでフィジーに敗れたスコットランドが7位から8位に下がったことで、試合のなかったオーストラリアがポイントの変動がないまま2ランクアップの6位になった。
15・16位の直接対決で勝利したスペインが15位に浮上、敗れたアメリカは16位に下がった。カナダに勝ったベルギーも1ランクアップして22位になった。
揃って勝利した南アフリカ、ニュージーランド、アイルランドのトップ3の順位は変わらず。試合のなかった女子はイングランドが1位、日本は11位だ。