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【B&Iライオンズ】オーストラリア・ニュージーランドXVとのドリームマッチで完封勝利。オーウェン・ファレルは後半から登場。

2025.07.12

突破をねらうオーウェン・ファレル(Photo/Getty Images)

■B&Iライオンズツアー
・7月12日@アデレード・オーバル(アデレード)
【B&Iライオンズ 48-0 AUNZインビテーショナルXV】

 ホームユニオン4か国のトッププレーヤーが4年に1度集結するブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ(B&Iライオンズ)。オーストラリア遠征5戦目は、オーストラリア・ニュージーランドのキャッププレーヤーを多数擁する連合チーム「AUNZインビテーショナルXV」と対戦。アデレードでスペシャルチーム同士がマッチアップした。

 ライオンズは立ち上がりからテンポの良いアタックで前進を続ける。前半7分、意表をつくクイックスローから左サイドを突破、WTBドゥハン・ファンデルメルヴァが先制トライをマークした。さらに10分、ラックのインサイドを抜けたSHベン・ホワイトが中央にグラウンディング。コンバージョンも決まり、一挙に12点のリードを奪った。

 WTBファンデルメルヴァは21分にも2本目のトライを決めた。AUNZは何度かトライライン目前まで迫るも得点は奪えず、前半は17-0のライオンズリードで折り返す。

 後半4分、ライオンズは敵陣深い位置のペナルティからクイックタップで展開、CTBシオネ・トゥイプロトゥが抜け出してトライ(G)を決めて、さらにリードを広げた。

 ライオンズは10分に追加招集されたオーウェン・ファレルをインサイドCTBに投入。4度目のライオンズツアーでの試合出場を果たした。36分には裏へのグラバーキックを放つと相手が処理をミス、結果的にFLヘンリー・ポロックのトライをアシストした。

 ライオンズは48点を奪いながら、AUNZを無得点に抑え、ドリームチーム同士のスペシャルマッチに快勝。19日のオーストラリア代表“ワラビーズ”とのテストマッチ第1戦に向けて弾みをつけた。

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