南アフリカ代表“スプリングボクス”が7月5日のイタリア代表戦の試合登録メンバーを現地時間1日に発表した。
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チームキャプテンのFLシヤ・コリシは6月28日のバーバリアンズ戦(○54-7)の前日に首の痛みを訴えて急遽欠場。この試合でゲームキャプテンを務めたCTBジェシー・クリエル(横浜E)がスプリングボクスの第67代キャプテンとしてチームの先頭に立つ。131キャップのLOエベン・エツベスはバイスキャプテンとして共にチームをリードする。
このほか、スターターのリーグワンプレーヤーはHOマルコム・マークス(S東京ベイ)、LOルード・デヤハー(埼玉WK)、NO8ヤスパー・ヴィーセ(浦安DR)、CTBダミアン・デアレンデ(埼玉WK)、CTBジェシー・クリエル(横浜E)、WTBチェスリン・コルビ(東京SG)の計6名がエントリーされている。相模原DBを退団したカート=リー・アレンゼは左WTBに入った。
リザーブにはフランコ・モスタート(三重H)、クワッガ・スミス(静岡BR)、ファフ・デクラーク(横浜E)が名を連ねる。全23名中9名がリーグワン所属という構成だ。ヴィーセは首の椎間板、デクラークは右手親指の負傷でリーグワンの終盤で選手登録を抹消されていたが、順調に回復しテストマッチ出場に至った。
バーバリアンズ戦で2トライをマークしたヴィンセント・ツィチュカはオープンサイドFLで先発出場し、スプリングボクスの初キャップを得る。
ラシー・エラスマスHCはテストマッチで初めてキャプテンを務めるクリエルについて「チームには多くのリーダーがいますが、先週ジェシーのキャプテンとしての責任感に感銘を受けました。彼はフィールドの内外で模範を示す選手であり、この栄誉に大いに値します」とエールを送っている。
スプリングボクスは7月のテストマッチシリーズで5・12日にイタリアと、19日にジョージアと対戦する。
<南アフリカ代表 イタリア代表戦(7月5日17時10分キックオフ@ロフタス・ヴァースフェルド)登録メンバー>※日本時間6日0時10分
▼スターティングXV
1.オクス・ンチェ(シャークス/39キャップ)
2.マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ[JPN]/76キャップ)
3.ウィルコ・ロウ(ブルズ/16キャップ)
4.エベン・エツベス(シャークス/131キャップ)[VC]
5.ルード・デヤハー(埼玉パナソニックワイルドナイツ[JPN]/66キャップ)
6.マルコ・ファンスターデン(ブルズ/25キャップ)
7.ヴィンセント・ツィチュカ(シャークス/0キャップ)
8.ヤスパー・ヴィーセ(浦安D-Rocks[JPN]/34キャップ)
9.モルネ・ファンデンバーグ(ライオンズ/2キャップ)
10.ハンドレ・ポラード(ブルズ/80キャップ)
11.カート=リー・アレンゼ(ブルズ/24キャップ)
12.ダミアン・デアレンデ(埼玉パナソニックワイルドナイツ[JPN]/87キャップ)
13.ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス[JPN]/79キャップ)[C]
14.チェスリン・コルビ(東京サントリーサンゴリアス[JPN]/40キャップ)
15.ダミアン・ヴィレムセ(ストーマーズ/39キャップ)
▼リザーブ
16.ボンギ・ムボナンビ(シャークス/77キャップ)
17.ヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ(ブルズ/3キャップ)
18.ヴィンセント・コッホ(シャークス/61キャップ)
19.RG・スナイマン(レンスター[IRE]/40キャップ)
20.フランコ・モスタート(三重ホンダヒート[JPN]/78キャップ)
21.クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ[JPN]/51キャップ)
22.ファフ・デクラーク(横浜キヤノンイーグルス[JPN]/58キャップ)
23.ウィリー・ルルー(ブルズ/98キャップ)
C:キャプテン
VC:バイスキャプテン