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オールブラックス19キャップ13トライのマーク・テレアが日本への移籍を発表。

2025.04.15

2024年11月26日の日本戦に出場したマーク・テレア(撮影:イワモトアキト)

 ニュージーランド代表“オールブラックス”のWTBマーク・テレアが来季日本でプレーすることを4月15日に自身のSNSで発表した。

 28歳のテレアは2020年にスーパーラグビーのブルーズでデビューし、2022年11月13日にスコットランド戦(エディンバラ)でオールブラックス初キャップを獲得した。以来、スピードとストレングスを生かしたプレーでテストマッチでは19試合で13トライを記録し、2023年のW杯フランス大会にも出場した。

 テレアはInstagramでオールブラックス、ブルーズなどNZのチームでプレーする自分自身をアニメ化した画像に「素晴らしい思い出と素敵な人々と最高の旅をしてきました。しかしよく考えて来年は日本でラグビーをプレーします」というテキストを添えポスト。チームメイトやコーチ、ファンへの感謝を綴った。

 ブルーズもテレアのニックネームを用いて「マンバ退団」というキャプションを付けた動画を投稿。「フィールドで破壊的な存在であるマークは、ロッカールームでの存在感も同じように大きい」とチームへの貢献と影響力をたたえた。

 ブルーズは昨季スーパーラグビー・パシフィックで21年ぶりの優勝を果たしたが、今季は波に乗り切れず3勝5敗の11チーム中9位という戦績だ。レギュラーシーズンは5月末まで続く。

 テレアの具体的な移籍先は発表されなかったが、NZメディアの1ニュースは元オールブラックスHCのスティーブ・ハンセン氏とイアン・フォスター氏が指揮するトヨタヴェルブリッツとの契約を結んだと報じている。

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