イングランド最高峰の女子リーグ「プレミア15s」で3連覇を目指して首位を走るグロスターのLOゾーイ・オルドクロフトが、マーリー・パッカーに代わって、2025年の女子イングランド代表のキャプテンに就任した。
58キャップを誇る28歳は、シックスネーションズと地元開催のワールドカップでレッドローズを率いる予定だ。
オルドクロフトは過去にもキャプテンを務めた経験があり、2021年11月のアメリカ戦で初めてゲーム主将を担った。
同年にはワールドラグビーの年間最優秀選手にも選ばれている。
ジョン・ミッチェル監督は、ゾーイを「プレミア15sや国際レベルで常に高い水準のパフォーマンスを発揮する驚異的なラグビー選手」と評し、「フィールド内外でワールドクラスの模範を示し、私たちのリーダーシップグループの不可欠なメンバー」と紹介。
「彼女はチーム内で非常に尊敬されています。ゾーイがその役割で活躍してくれると信じています」と続けた。
前キャプテンのFLマリー・パッカーとCTBミーガン・ジョーンズがバイスキャプテンに就く。
長くチームのキャプテンを務めたパッカーの交代については、「決して簡単な決断ではありませんが、それがわれわれに最高のパフォーマンスを発揮する原動力となり、最終的にはレッドローズに利益をもたらすと信じている」と語った。
オルドクロフトは「レッドローズのキャプテンに任命されることは信じられないほど名誉なことです」と話し、「マリーの足跡をたどることができるのは、私にとって大きな意味がある。彼女が長年に渡って共有してくれた知識とアドバイスに非常に感謝しています」と語った。