11月2日の「オータム・ネーションズシリーズ(ANS)」開幕戦、敵地でイングランド代表と対戦するニュージーランド代表“オールブラックス”が、試合登録メンバー23名を10月31日に発表した。スターティングXVのうち11名が10月26日の日本代表戦に出場していないプレーヤーで構成される。
日本代表戦2試合を含む「オータム・ネーションズシリーズ」
全21試合をWOWOWでライブ配信(アーカイブ配信あり)
日産スタジアムの日本戦ではノンメンバーだったチームキャプテンのLO(4)スコット・バレット、バイスキャプテンのNO8アーディー・サヴェア、CTB(12)ジョーディー・バレットは揃って先発出場する。
ルースヘッドPRのタマイティ・ウィリアムズと東京サントリーサンゴリアス所属で日本戦バイスキャプテンのFL(7)サム・ケインは日本戦と同ポジションでスターターに入った。横浜ではNO8だったウォレス・シティティはFL(6)で先発する。
BKでは、唯一の日本戦出場メンバーであるマーク・テレアが左から右のWTBに転向する。左WTBにはケイリブ・クラーク、FBは2023年W杯トライ王のウィル・ジョーダンが入る。ハーフ団はSHコルテス・ラティマとSOボーデン・バレットのコンビが担う。
日本戦のゲームキャプテンLOパトリック・トゥイプロトゥ、バイスキャプテンCTBアントン・レイナートブラウンら6名は“インパクト”と称されるリザーブとして出場に備える。
イングランドとは今年7月にホームでスコット・ロバートソンHCの初陣で対戦し、6日(○16-15)、13日(○24-17)に2連勝を収めている。アリアンツ・スタジアム(旧称トゥイッケナム)でイングランドを後押しする大声援への対策を進めてきたと語るロバートソンHCは、「ラグビーにおける4か月は長い。両チームとも7月とは別のチームになっているはずだ」と展望を述べた。
オールブラックスは10月26日の日本戦(○64-19)の勢いそのままに、万全の体制で臨む今年3度目のイングランド戦勝利と、両チームの間で争う「ヒラリーシールド」の防衛をめざす。
<ニュージーランド代表 イングランド戦(11月2日15時10分キックオフ@アリアンツ・スタジアム)登録メンバー>※現地時間
▼スターティングXV
1.タマイティ・ウィリアムズ(クルセイダーズ/24歳/15キャップ)
2.コーディー・テイラー(クルセイダーズ/33歳/93キャップ)
3.タイレル・ロマックス(ハリケーンズ/28歳/40キャップ)
4.スコット・バレット(クルセイダーズ/30歳/76キャップ)
5.トゥポウ・ヴァアイ(チーフス/24歳/34キャップ)
6.ウォレス・シティティ(チーフス/22歳/6キャップ)
7.サム・ケイン(チーフス/東京サントリーサンゴリアス/32歳/101キャップ)
8.アーディー・サヴェア(モアナ・パシフィカ/31歳/90キャップ)
9.コルテス・ラティマ(チーフス/23歳/8キャップ)
10.ボーデン・バレット(ブルーズ/33歳/131キャップ)
11.ケイリブ・クラーク(ブルーズ/25歳/25キャップ)
12.ジョーディー・バレット(ハリケーンズ/27歳/65キャップ)
13.リーコ・イオアネ(ブルーズ/27歳/77キャップ)
14.マーク・テレア(ブルーズ/27歳/16キャップ)
15.ウィル・ジョーダン(クルセイダーズ/26歳/37キャップ)
▼リザーブ
16.アサフォ・アウムア(ハリケーンズ/27歳/16キャップ)
17.オファ・トゥウンガファシ(ブルーズ/32歳/64キャップ)
18.パシリオ・トシ(ハリケーンズ/26歳/4キャップ)
19.パトリック・トゥイプロトゥ(ブルーズ/31歳/47キャップ)
20.サミペニ・フィナウ(チーフス/25歳/5キャップ)
21.キャム・ロイガード(ハリケーンズ/23歳/6キャップ)
22.アントン・レイナートブラウン(チーフス/29歳/80キャップ)
23.ダミアン・マッケンジー(チーフス/29歳/57キャップ)