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スプリングボクス、欧州遠征スコッド34名を発表。リーグワン所属の9選手を選出。

2024.10.23

2024-25シーズンより相模原DBに加入するカート=リー・アレンゼ(左)(Photo: Getty Images)

 2024年の「オータム・ネーションズシリーズ」でスコットランド、イングランド、ウエールズと対戦する南アフリカ代表“スプリングボクス”がヨーロッパ遠征スコッド34名を10月22日に発表した。

 2019年以来の優勝を果たした南半球4か国対抗戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ(TRC)」で出場のなかったLOフランコ・モスタート、CTBアンドレ・エスターハイゼン、WTB/FBダミアン・ヴィレムサが負傷から復帰する。

 三重ホンダヒート所属のモスタートをはじめ、リーグワン所属選手はマルコム・マークス(S東京ベイ)、ピーターステフ・デュトイ(トヨタV)、クワッガ・スミス(静岡BR)、ヤスパー・ヴィーセ(浦安DR)、ダミアン・デアレンデ(埼玉WK)、ジェシー・クリエル(横浜E)、カート=リー・アレンゼ(相模原DB)、チェスリン・コルビ(東京SG)の9名が選出された。

 TRCで鮮烈なプレーを見せたSOサシャ・ファインバーグ=ムンゴメズル、2試合でゲームキャプテンを務めたLOサルマーン・モエラットは膝の負傷で選外となった。

 FW18名、BK16名の一団を今回もキャプテンのFLシヤ・コリシが率いる。TRCでは若手に経験の場を与えながら世界王者の力を見せつけ優勝を果たしたスプリングボクス。セレクターであるラシー・エラスマスHCは、スコッドに入る実力を持ちながらも外れた「アンラッキー」なプレーヤーがいるとしながら、「今回のスコッドは若さと経験が健全に融合されていて、ほとんどの選手は今年スプリングボクスのジャージーを着て強力なアピールをしてきた」と評した。

 チームは10月27日に南アフリカを出発してイングランド・ジャージー島でトレーニングキャンプをおこない、11月10日のスコットランド戦、16日のイングランド戦、23日のウエールズ戦に臨む。

◎南アフリカ代表 2024欧州遠征メンバー(全34名)
○FW18名
トーマス・デュトイ(バース[ENG])
ヴィンセント・コッホ(シャークス)
フランス・マルヘルベ(ストーマーズ)
オクス・ンチェ(シャークス)
ゲルハルト・スティーンキャンプ(ブルズ)
マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ[JPN])
ボンギ・ムボナンビ(シャークス)
エベン・エツベス(シャークス)
フランコ・モスタート(三重ホンダヒート[JPN])
ルアン・ノーキア(ブルズ)
RG・スナイマン(レンスター[IRE])
ピーターステフ・デュトイ(トヨタヴェルブリッツ[JPN])
シヤ・コリシ(シャークス)
エリフ・ロウ(ブルズ)
クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ[JPN])
マルコ・ファンスターデン(ブルズ)
ヤスパー・ヴィーセ(浦安D-Rocks[JPN])
ヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ(ブルズ)
○BK16名
ジェイデン・ヘンドリクサ(シャークス)
コーバス・ライナー(モンペリエ[FRA])
グラント・ウィリアムズ(シャークス)
マニー・リボック(ストーマーズ)
ハンドレ・ポラード(レスター[ENG])
ルカニョ・アム(シャークス)
ダミアン・デアレンデ(埼玉パナソニックワイルドナイツ[JPN])
アンドレ・エスターハイゼン(シャークス)
ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス[JPN])
カート=リー・アレンゼ(ブルズ/三菱重工相模原ダイナボアーズ[JPN])
アフェレレ・ファシ(シャークス)
チェスリン・コルビ(東京サントリーサンゴリアス[JPN])
ウィリー・ルルー(ブルズ)
マカゾレ・マピンピ(シャークス)
キャナン・ムーディー(ブルズ)
ダミアン・ヴィレムサ(ストーマーズ)

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