10月26日の「リポビタンDチャレンジカップ2024」で日本代表と日産スタジアム(横浜)で対戦するニュージーランド代表“オールブラックス”が来日。18日に東京・日本橋で開催された「オールブラックスウェルカムイベント」に登場した。
前日のフライトで到着したオールブラックスは、スコット・ロバートソンHCとLOスコット・バレット キャプテン以下スコッドの41名が登場。駆けつけたファンの声援に応えた。
冒頭でイベントを主催した三井不動産株式会社の菰田正信 代表取締役会長が登壇。ニュージーランドラグビー協会(NZR)のリージョナルパートナーであり、スポーツを通じた街づくりを推進する同社が開発する日本橋で、ファンと直接交流できる機会を開催できたことを喜んだ。
チームを代表してマイクを持ったスコット・ロバートソンHCは初めに「おはようございます!」と日本語で挨拶。来週末に控えた日本戦は「素晴らしい試合をします」と宣言した。
続いての「オールブラックス開幕セレモニー」には、ラグビー芸人として知られる中川家の二人が登場。オールブラックスの選手たちの前で、おなじみの「ノックオン」ネタを披露した。鉄板ネタは選手たちの心も掴んだようで、ステージでは流れでSOダミアン・マッケンジーと剛さんがスクラムを組む夢のセッションも実現した。
イベント終了後、スコット・バレット キャプテンが単独インタビューに応じた。
ロバートソンHC体制がスタートした6月にキャプテンに就任して以来の4か月を「チャレンジングなシーズン」と振り返りながら、「チームとして調子は上がっているので、日本戦はいい試合ができると思います」と語った。日本戦後もヨーロッパに渡り、イングランド、アイルランド、フランス、イタリアと対戦するタフなツアーが続くが「私たちの強さを証明する機会にしたい」と意気込んだ。
日本の文化や人々に対しても好印象を抱いているようで、将来的に兄のボーデンのように日本でプレーする“可能性”は否定しなかった。この日来場した観客だけでなく来週のスタジアムでも応援してくれるファンに対しても「感謝の気持ちでいっぱいです」とメッセージを伝えた。
オールブラックスの来日に合わせて10月18日から26日にかけて開催される「ALL BLACKS WEEK in Nihonbashi」では、サプライヤーであるアディダスとNZRのパートナーシップ25周年を記念した「adidas x NZR “THE INNOVATION MUSEUM”」などの企画が展開される。
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