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スプリングボクスがTRC対プーマス第1戦のメンバー発表。HOマークスが今大会初先発へ。

2024.09.18

オールブラックス戦で殊勝のトライを挙げたマルコム・マークス(Photo: Getty Images)

 南アフリカ代表“スプリングボクス”が、エスタディオ・ウニコ・マドレ・デ・シウダデス(サンチアゴ・デル・エステロ)で現地時間9月21日に開催される「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」(TRC)第5節、アルゼンチン代表“ロス・プーマス”戦の試合登録メンバー23名を南アフリカ時間17日に発表した。
 自国でのニュージーランド代表“オールブラックス”戦に2連勝し、2019年以来5年ぶりのTRC優勝に王手をかけているスプリングボクス。最終ラウンドとなるアルゼンチンでの第1戦のスターティングXVは前節から10名を入れ替える。

 フランス・TOP14のラシン92から南アフリカ・URCのシャークスに復帰することが決まった、キャプテンのシヤ・コリシは欠場し、キャプテンは前節ノンメンバーのLO(4)サルマーン・モエラットが務める。FL(6)にはマルコ・ファンスターデンが入る。
 これまでのTRC4戦で“ボムスコッド”として途中出場しインパクトを残した、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ所属のHOマルコム・マークスが今大会初めて先発で出場する。HOのバックアップとして、PRもできるヤン=ヘンドリック・ウェッセルズが16番を着けてリザーブに入る。このほか前節に出場していないPR(3)トーマス・デュトイ、FL(7)ベン=ジェイソン・ディクソンがスターターに入った。
 リザーブのLOエベン・エツベスが出場すれば、現日本代表テクニカルアドバイザーのヴィクター・マットフィールド氏が持つスプリングボクスの最多キャップ「127」に並ぶ。

 脳震盪により前節を欠場したカート=リー・アレンザがWTB(14)で先発復帰。前節はベンチスタートだったユーティリティBKのルカニョ・アムはCTB(12)でスターターに入る。また前節でノンメンバーだったSHコーバス・ライナー、WTB(11)マカゾレ・マピンピ、FBアフェレレ・ファシが先発に入った。

 今大会を通じて、結果と若手の経験値を得ることに成功しているラシー・エラスマスHCは、第5節のメンバーについて「若さと経験が融合しながら、プーマス相手に必要なフィジカリティとXファクターを備えた良いチームだと自信を持っている」と語り、FL(7)ベン=ジェイソン・ディクソン、FBアフェレレ・ファシ、HOヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ、SO/FBマニー・リボックを期待するプレーヤーとして名を挙げた。

<南アフリカ代表 アルゼンチン戦(9月21日18時00分キックオフ@エスタディオ・ウニコ・マドレ・デ・シウダデス)登録メンバー>※現地時間
▼スターティングXV
1.オクス・ンチェ(シャークス・35caps)
2.マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ<JPN>・71caps)
3.トーマス・デュトイ(バース・20caps)
4.サルマーン・モエラット(ストーマーズ・9caps)[C]
5.ルアン・ノルキア(ブルズ・4caps)
6.マルコ・ファンスターデン(ブルズ・22caps)
7.ベン=ジェイソン・ディクソン(ストーマーズ・4caps)
8.ヤスパー・ヴィーセ(浦安D-Rocks<JPN>・29caps)
9.コーバス・ライナー(モンペリエ・35caps)
10.ハンドレ・ポラード(レスター・75caps)
11.マカゾレ・マピンピ(シャークス・44caps)
12.ルカニョ・アム(シャークス・38caps)
13.ジェシー・クリエル(横浜キヤノンイーグルス<JPN>・75caps)
14.カート=リー・アレンザ(ブルズ・20caps)
15.アフェレレ・ファシ(シャークス・7caps)
▼リザーブ
16.ヤン=ヘンドリック・ウェッセルズ(ブルズ・2caps)
17.ゲルハルト・スティーンキャンプ(ブルズ・6caps)
18.ヴィンセント・コッホ(シャークス・56caps)
19.エベン・エツベス(シャークス・126caps)
20.エリフ・ロウ(ブルズ・8caps)
21.クワッガ・スミス(静岡ブルーレヴズ<JPN>・47caps)
22.ジェイデン・ヘンドリクセ(シャークス・16caps)
23.マニー・リボック(ストーマーズ・16caps)
C:キャプテン

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