ヨーロッパ王者を決めるシックスネーションズで連覇を狙うアイルランド代表が、地元ダブリンのアビバスタジアムで現地時間2月24日、ウェールズ代表を31－7で下し、3連勝となった。2年連続のグランドスラムへ、ファンの期待は高まる。
一方のウェールズ代表は3連敗。
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ペナルティゴールで確実に先制したアイルランドは、前半20分、スクラムで相手の反則を引き出して敵陣深くに入り、ラインアウトからのモールにバックスも加わって押し込み、最初のトライを挙げた。
31分にも攻め込むと、ゴール前でフェイズを重ねてテンポよくボールをまわし、WTBジェームズ・ロウがフィニッシュ。若い新しい司令塔であるジャック・クロウリーのゴールキックも好調で、17－0で折り返した。
後半早々、モールでゴールに迫ったウェールズに対して反則を犯し、ペナルティトライを与えてしまったアイルランドだが、その後、数的不利の時間帯を耐え、56分（後半16分）頃には自陣深くで相手に19フェイズ重ねられたが、ここでも粘り強いディフェンスで辛抱した。
そして、66分、アイルランドは敵陣深くに入ると、モールからボールを出し、パワフルなCTBバンディー・アキを使ってゴールに迫り、連続攻撃をFBキアラン・フローリーがフィニッシュ。
終盤にもウェールズの反撃をしのいだアイルランドは、試合終了間際に連続攻撃でLOタイグ・バーンがチーム4トライ目を決め、ボーナスポイントも獲得となった。