世界一を知る男が、エディーとタッグを組んでサポートをしてくれそうだ。
2月11日、南アフリカの現地紙(日曜紙/Rapport)が、かつて南アフリカ代表のLOとして活躍したヴィクター・マットフィールドが日本代表のコンサルタントとしてコーチングスタッフに加わると報じた。
マットフィールド氏は46歳。201センチの体躯を武器に国際舞台で活躍し、2007年ワールドカップでは優勝を経験している。
2001年から2015年にかけて127キャップを重ねた。
2007年W杯制覇のほか、2004年、2009年にはトライネーションズ(現 ザ・ラグビーチャンピオンシップ)のタイトル獲得に貢献した。
ブルズでは2007年にスーパーラグビー初優勝に貢献。2009年、2010年と連覇も果たしている。
国内大会のカリーカップでも3回頂点に立った。ウイニングカルチャーを知る人だ。
2011年に一度は国際舞台から退いた後、2014年に復帰。2015年 W杯では日本とも対戦した。その後、コーチやコメンテーターを経て現在に至る。
2013年にブルズでラインアウトのコンサルタントとなり、2017年にはライオンズでアシスタントコーチも務めた。
エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチは、2007年W杯で南アフリカ代表をアドバイザーとして支えた。
マットフィールド氏との関係は、当時から続いている。
日本代表の指揮官となったジョーンズHCから依頼を受け、サポートを引き受けたようだ。
現地紙に「国際レベルに関わること、そしてエディーと一緒に仕事ができるのは嬉しい」と語り、「私は彼の大ファンだと何度も言ってきました」としている。
本人によると2度来日し、テストマッチ前の2週間、代表キャンプに参加。他チームの分析をし、強化プランも提案する。