来年秋にニュージーランド代表“オールブラックス”が来日して日本代表と対戦することが決まっているが、その前の夏には、同国のマオリ代表が日本を熱くさせるに違いない。ニュージーランドの先住民、マオリの血を受けつぐ選手たちで編成されるマオリ・オールブラックスが、2024年の6月29日と7月6日に日本国内(会場未定)で日本代表と2連戦をおこなうことが公式に発表された。
日本代表は過去、マオリ・オールブラックスと3回戦って一度も勝ったことはなく、来夏のチャレンジで初勝利を目指すこととなる。
日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事は、「このような強豪チームとコンスタントに対戦することは、代表チームの競争力を高めるための重要な要素であり、日本ラグビーの成長をサポートするため尽力いただいている我々のパートナーであるニュージーランドラグビー協会に心より感謝申し上げます」とコメントした。
日本とニュージーランドの両国ラグビー協会は今年5月、連携を深め、アジア太平洋地域全体のラグビー競技を発展させるための覚書を締結している。