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日本ラグビー、最上位カテゴリー入り。ワールドラグビー理事会で正式決定し、投票権が2→3に

2023.05.12

昨秋の日本代表×ニュージーランド代表には6万5188人のファンが詰めかけた。(撮影/松本かおり)



 日本ラグビーの世界の中での立ち位置が高まった。

 5月11日に開催されたワールドラグビーの理事会で、ワールドラグビーの定款の一部改定が承認された。
 同改定は、日本ラグビー協会がハイパフォーマンスユニオンとして認められたことを受けておこなわれた。

 現地での理事会に出席した岩渕健輔専務理事は、「日本ラグビーフットボール協会が、フィールドの内外で世界のラグビーの発展に貢献してきたことが認められ、ハイパフォーマンスユニオンという新しい地位を与えられたことを、大変嬉しく思っております」とコメントを出した。

 日本ラグビー協会は、ワールドラグビー加盟協会の新たな区分の中で、最上位カテゴリーに属したことにより、ワールドラグビー理事会での投票権が従来の2票から3票に増えた。

 これまで最上位カテゴリーは、シックスネーションズを戦うイングランド、スコットランド、アイルランド、ウエールズ、フランス、イタリアと、ザ・ラグビーチャンピオンシップの南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンとされていた。
 そこに日本が加わる。

 岩渕専務理事は今回の決定により、ワールドラグビーの決議の場においてジャパンラグビーの存在感が増し、他のハイパフォーマンスユニオンとの関係性強化を期待したいとしている。

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