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入替戦出場辞退の日野レッドドルフィンズは降格が決定。ディビジョン3の1位は自動昇格。

2023.03.09

リーグワンはディビジョン1~3まで熱戦が繰り広げられている(Photo: Getty Images)


 ジャパンラグビーリーグワンは、3月7日に理事会を開き、日野レッドドルフィンズの今季残り試合の出場辞退に伴い、ディビジョン2のリーグ戦(順位決定戦含む)の勝点等の取り扱いを決定し、入替戦のフォーマットを変更。これにより、2022-23シーズンのディビジョン3のリーグ戦1位チームは来季ディビジョン2へ自動昇格になると発表した。

 日野レッドドルフィンズは今季開幕前の昨年秋に合宿をおこなっていた大分県別府市の飲食店でグラスや備品を壊すなどトラブルを起こし、のちに週刊誌に報じられ、問題視され、2月上旬から活動停止中。3月2日には、入替戦を含む今季残りすべての試合を辞退することをリーグワンに申し入れ、ディビジョン2・第9節以降のレッドドルフィンズの試合開催中止が決定していた

 ディビジョン2のリーグ戦で、日野レッドドルフィンズの出場が予定されていた試合における成績は、勝点と得点は0点、失点は14点(2T2G)となり、対戦予定だったチームへは勝点4、得点14点(2T2G)が付与される。よって、今季1勝しかしていなかったレッドドルフィンズの6位(最下位)が確定。

 そして、日野レッドドルフィンズは入替戦にも出場しないため、ディビジョン3への降格が決定した。ディビジョン2の6位が入替戦で対戦予定だったディビジョン3位の1位チームはディビジョン2へ自動昇格となる。

 ディビジョン2(D2)の4位・5位チームとディビジョン3(D3)の2位・3位チームによる入替戦(D2・4位×D3・3位/D2・5位×D3・2位)は、ホスト&ビジターの2回戦制で、5月の第1週末と第2週末におこなわれる予定。

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