現在ワールドラグビーランキング1位のアイルランド代表と、2019年のワールドカップチャンピオンである南アフリカ代表の対決は、ホームで大声援を受けたアイルランド代表が制した。現地時間11月5日にダブリンのアビバスタジアムで激突し、19-16で競り勝った。
両チームともディフェンスが堅く、前半は6-6。
ファーストトライはアイルランドで、45分(後半5分)、敵陣深くに入るとラインアウトからモールで前進し、南アフリカが外に押し出そうとしたが、FLジョシュ・ヴァンダーフリヤーが足を残してインゴール左隅に押さえ、トライが認められた。
49分にはラックのバトルでこぼれたボールをアイルランドが拾い、次々とつないでWTBマック・ハンセンがフィニッシュ。16-6となった。
南アフリカは66分に攻め込み、LOフランコ・モスタートが腕を伸ばしてゴールライン上にボールを押さえ、5点差に詰めたが、この試合、10番をつけたダミアン・ヴィレムサのキックミスなどが数回あり、なかなか波に乗ることができなかった。
73分にはアイルランドのSOジョニー・セクストンがペナルティゴールで貴重な3点を追加。
南アフリカは75分に連続攻撃からWTBカートリー・アレンザがトライを決め、粘りを見せたが、アイルランドが3点リードを守りきった。