NTTドコモレッドハリケーンズ大阪が7月1日、退団が決まったスタッフ・選手および2022-23シーズンの新体制を発表した。
今年1月にNTTドコモがNTTコミュニケーションズを子会社化したことを契機に、両社が保有するラグビーチームと運営のあり方が検討され、両チームは再編成することとなり、ドコモが運営するチームは社員選手を中心に組成し、規模を縮小する方針を示していた。NTTドコモレッドハリケーンズ大阪は来シーズン、ディビジョン3から再出発となる。
世界的に名の知れた指導者で、2020年からレッドハリケーンズを指揮してトップリーグ2021でチーム史上初の8強入りに導いたヨハン・アッカーマン ヘッドコーチは退団することになった。アシスタントコーチも新しくなり、高本寛・部長、下沖正博・ゼネラルマネージャーらもレッドハリケーンズを去る。
選手では、日本代表のLOヴィンピー・ファンデルヴァルト、南アフリカ代表のSOエルトン・ヤンチース、主将を務めたLOローレンス・エラスマスらが別れを告げた。さらに、PRの金廉、杉本達郎、西川和眞、HOフランコ・マレー、LO/FL大椙慎也、LO小島佑太、FL繁松哲大、FL/NO8タイラー・ポール、SHティアン・メイヤー、CTBサミソニ・トゥア、WTB/CTB石川貴大、WTBラリー・スルンガ、WTBリサラ シオシファ、FB高野祥太も退団する。
レッドハリケーンズは5月26日にも8選手の退団を発表していた。
新体制は、豊田自動織機シャトルズやリコーブラックラムズなどで指導経験があり、昨シーズンまでNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安のディフェンスコーチを務めていたマット・コベインが新ヘッドコーチに決定した。