来年のラグビーワールドカップを控える男子日本代表が、今年11月にフランス代表と対戦することが決まった。
12年ぶりに欧州王座を奪還して現在世界ランキング2位のフランス代表は、来年の自国開催ワールドカップで優勝を狙う強豪。今夏来日して7月に愛知(豊田スタジアム)と東京(国立競技場)で日本代表と対戦するが、秋には日本代表が遠征して、ワールドカップ2023フランス大会のチームベースキャンプ地となるトゥールーズで今年3度目の挑戦をすることになった。11月20日にスタジアム・ド・トゥールーズで挑む。
日本ラグビー協会の森重隆会長は、「自国開催となるワールドカップでの優勝に向け準備を進める欧州最強のフランス代表チームと、今年3回対戦できますことは、非常に光栄なことであり、幸甚に存じます。世界のスポーツファンから高い人気を誇るラグビーフランス代表は、その青いジャージーから『Les Bleus』と呼ばれ親しまれています。個性豊かな選手たちのスピードとパワー溢れるプレーには、Brave Blossoms(日本代表)ファンの皆様も魅了されることでしょう。今年の欧州王者であるフランス代表を相手に、来年のワールドカップに向けてさらなる高みを目指す日本代表がどのような戦いを見せるか、その成長と飛躍にぜひご注目ください」とコメントした。
なお、今年秋に欧州遠征をおこなう日本代表は、来年のワールドカップで同組に入るイングランド代表とも対戦することが決まっている(11月12日・トゥイッケナムスタジアム)。