ワールドラグビーセブンズシリーズ2022のトゥールーズ大会(フランス)に参加している男子セブンズ日本代表は、大会2日目(5月21日)も2戦連敗し、13位以下のトーナメントに進むこととなった
日本はこの日、プールAの最終戦としてカナダと対戦し、14-40で敗れた。
相手に先制を許した日本は、前半5分、副島亀里ララボウ ラティアナラ(日本ラグビーフットボール協会)が切り込み、オフロードパスを巧みなハンドリングで確保したティモ・スフィア(北海道バーバリアンズ)がゴールに持ち込み、同点に追いついた。
7分にはカウンターで福士萌起(日野レッドドルフィンズ)が大きくゲインし、クイックリサイクルから副島が抜けてトライを挙げ、14-7とリードして前半を終えた。
しかし、後半2分、パスをカットされてカウンターを許し、同点となる。
リスタート直後には自陣深くでプレッシャーをかけられ相手にボールを渡してしまい、逆転された。
次のリスタートキックオフでもカナダにボールを奪われ、瞬く間に連続失点。
その後も2トライを追加され、大差がついた。
初日も2連敗していたためプールAで最下位となった日本は、9位以下のトーナメントに進み、9年ぶりに8強入りを逃したランキング1位の南アフリカに挑んだが、0-40と完敗した。
日本は最初のキックオフを失敗してしまい、間もなく失点するという最悪の立ち上がり。
その後、世界クラスの鋭いステップとスピード、そしてパワーもスキルも兼ね備える南アの選手たちにディフェンスをズタズタにされ、一方的な展開となった。
日本は、数少ないアタックチャンスも南アの堅守に阻まれ、ミスも多く、完封負けとなった。
日本は大会最終日の22日、13位以下のトーナメントに臨むこととなり、ケニアと対戦する。