ラグビーリパブリック

激戦必至の最終節!プレーオフ、入替戦の行方は…。

2022.05.04

トヨタヴェルブリッツと東芝ブレイブルーパスの直接対決は1勝1敗(1月29日・第4節/撮影:松本かおり)

 リーグワン・ディビジョン1も、とうとうリーグ戦最終節。上位4チームが進むプレーオフ争い、そして下位2チームが進むディビジョン2との入替戦争い(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪を除く)は最終節までもつれた。5月7日、8日は激戦必至だ。

 プレーオフ争いは現在、上位3チーム(東京サンゴリアス、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、埼玉ワイルドナイツ)は確定。4枠目を争うのが、東芝ブレイブルーパス東京とトヨタヴェルブリッツだ。
 横浜キヤノンイーグルスは前節の結果で残念ながらこの4強争いから脱落した。

 現在の勝ち点は4位のブレイブルーパスが49、5位のヴェルブリッツが46。ヴェルブリッツは5月7日に瑞穂ラグビー場で東京サンゴリアスと戦い、ブレイブルーパスは8日、ヤマハスタジアムで静岡ブルーレヴズとぶつかる。

 ヴェルブリッツが逆転でプレーオフに進出する条件は下記に記した。

 プレーオフと並び注目なのが入替戦回避への争いだ。こちらは3チーム(シャイニングアークス東京ベイ浦安、ブラックラムズ東京、グリーンロケッツ東葛)がディビジョン1への生き残りをかけ、最終節を戦う。

 現在の勝ち点はシャイニングアークスが18、ブラックラムズが16、最下位のグリーンロケッツが14。シャイニングアークスは8日にユアテックスタジアム仙台でコベルコ神戸スティーラーズ、ブラックラムズが7日に秩父宮でレッドハリケーンズ、グリーンロケッツが8日に昭和電工ドーム大分でイーグルスと対戦する。

 現在の下位2チームが、それぞれ入替戦を回避する条件を下記に記した。

 また、ディビジョン2は1位での自動昇格をかけて、三菱重工相模原ダイナボアーズと花園近鉄ライナーズが8日に秩父宮ラグビー場で対戦。ダイナボアーズは8点差以上で勝利できれば、逆転での自動昇格が決まる。

 ディビジョン3との入替戦に進む下位3チームの争いもある。釜石シーウェイブスと日野レッドドルフィンズは8日に釜石鵜住居復興スタジアムで対戦する。釜石が勝利すれば入替戦を回避でき、スカイアクティブズ広島が清水建設江東ブルーシャークスとの入替戦に進む(日程、会場未定)。

 ディビジョン3の宗像サニックスブルースが入替戦に進まないため、5位以上を確定させている日野は入替戦をすでに回避。さらにディビジョン3でサニックスを除いて1位を確定させた豊田自動織機シャトルズ愛知は、ディビジョン2への自動昇格を決めた。
 今季限りで活動を休止するサニックスブルースは、5月8日に瑞穂ラグビー場でシャトルズを相手に最後のゲームをおこなう。

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