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アルゼンチン代表ヘッドコーチに名将チェイカ氏が就任 グリーンロケッツ東葛の現ディレクター

2022.03.14

2020年からアルゼンチン代表の強化に携わってきたマイケル・チェイカ氏(Photo: Getty Images)


 アルゼンチンラグビー協会は3月11日、男子15人制代表“ロス・プーマス”のヘッドコーチに、マイケル・チェイカ氏が就任することが決まったと公式に発表した。1か月前に辞任したマリオ・レデスマ氏の後任。チェイカ氏は現在、NECグリーンロケッツ東葛でディレクター・オブ・ラグビーを務めている。

 世界的な名将のひとりだ。
 チェイカ氏はオーストラリア代表の前ヘッドコーチで、2015年のワールドカップで準優勝に導き、ワールドラグビーの年間最優秀コーチに選ばれた。2019年のワールドカップで準々決勝敗退したあと退任し、2020年からはアルゼンチン代表のコンサルタント/アシスタントを務めて初のオールブラックス(ニュージーランド代表)撃破などに貢献していた。
 コーチとしてのキャリアは20年以上で、クラブシーンでは2008-09シーズンにレンスター(アイルランド)の指揮官としてヨーロッパを制覇し、南半球のスーパーラグビーでは2014年にワラターズ(オーストラリア)を初優勝に導いている。

 アルゼンチン代表は、2023年のワールドカップではプールDに入り、日本代表やイングランド代表などと対戦することが決まっている。2大会連続でベスト8以上を目指す日本代表にとって、過去2度もベスト4入りしたことがあるアルゼンチン代表は難敵であり、経験豊富な名将チェイカが指揮を執ることになって、かなり手強い相手となりそうだ。

 チェイカ体制となったアルゼンチン代表の今年最初のテストマッチは、ホームで戦う7月2日のスコットランド代表戦となる。

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