2年ぶりのシックスネーションズ（欧州6か国対抗戦）制覇を目指すイングランド代表は、敵地で迎えた2022年大会の初戦でスコットランド代表に敗れ、厳しいスタートとなったが、現地時間2月13日にローマのスタディオ・オリンピコでおこなわれた第2節ではイタリア代表に33－0で勝ち、トライ量産によるボーナスポイントも獲得して2位に浮上した。
イングランド代表は今大会、足首を負傷したキャプテンのオーウェン・ファレルを欠いているが、代わりに司令塔を務める22歳のマーカス・スミスがイタリア戦では躍動。先制トライをはじめとする走りや、弾丸パス、巧みな配球、キックでも攻撃に勢いをつけた。
チームとしては計5トライ。HOジェイミー・ジョージはゴール前でのパワープレーや力強い走りも光った。
そして、イタリア代表に何度か攻め込まれたが、イングランド代表は粘り強いディフェンスで相手に得点を許さなかった。
2022シックスネーションズは2節を終え、全勝キープはフランス代表のみ。イングランド代表、アイルランド代表、スコットランド代表、ウェールズ代表が1勝1敗で続く（総勝点・得失点差順）。イタリア代表は2連敗。