2023年のラグビーワールドカップで優勝を狙うヨーロッパの強豪イングランド代表が、地元ロンドンのトゥイッケナムスタジアムで現地時間11月13日、世界ランキング3位のオーストラリア代表を32-15で下した。
イングランド代表はオーストラリア出身のエディー・ジョーンズ ヘッドコーチ率いる体制になった2016年からオーストラリア代表に一度も負けておらず、この対戦で8連勝となった。
序盤、相手にペナルティゴール(PG)を許したイングランドだったが、前半7分、背番号15をつけた20歳のフレディー・スチュワードが躍動して力強くゴールへ駆け抜け、最初のトライを決めた。
その後、両チームともPGで得点を重ね、ショットの数でイングランドが25-15とリードする。
ボールポゼッション、テリトリーの支配率で上回りゲームを優勢に進めながらも、オーストラリアの粘り強いディフェンスに再三阻まれ、なかなか2つ目のトライを奪えなかったイングランドだが、試合終了間際に自陣でボールを奪い返すと、カウンターでFLサム・シモンズが大きくゲインし、サポートしたHOジェイミー・ブレマイアが走り切り、勝負あり。
イングランドも堅守で一度もオーストラリアにゴールラインを割らせず、今季オータム・ネーションズシリーズは2連勝となった。