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【東京パラリンピック】 車いすラグビー日本代表は銅メダル獲得。優勝は英国、2位アメリカ。

2021.08.29

3位決定戦を制し笑顔でケビン・オアー ヘッドコーチと抱き合う日本代表主将の池透暢(Photo: Getty Images)


 東京2020パラリンピックの車いすラグビーは8月29日が競技最終日となり、国立代々木競技場でメダル決定戦がおこなわれた。

 前日の準決勝で敗れていた日本は3位決定戦に臨み、前回大会王者のオーストラリアを相手に60-52と快勝。悲願の初優勝には届かなかったものの、最後は攻守ともに力を出し切って勝って締めくくり、2016年のリオデジャネイロ大会に続いて銅メダルに輝いた。

白熱戦となったイギリス(左)とアメリカの決勝(Photo: Getty Images)

 優勝したのはイギリス。初の決勝進出となって過去3度の優勝(公開競技だった1996年のアトランタ大会を含む)を誇るアメリカに挑み、54-49で制して初のメダルがゴールドとなった。
 アメリカは2大会連続で銀メダル。

金メダルをかけた戦いを終え、健闘をたたえ合うアメリカ(左)とイギリスの選手(Photo: Getty Images)

 東京2020パラリンピックの車いすラグビー競技には8か国の代表チームが出場し、前日におこなわれた5位・6位決定戦はカナダが57-49でフランスに勝利、7位・8位決定戦はデンマークがニュージーランドに56-53で競り勝っている。

東京パラリンピック・車いすラグビーの表彰式。中央がイギリス、左がアメリカ、右が日本(Photo: Getty Images)
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