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日本代表のヘル ウヴェ、7年在籍したヤマハ発動機ジュビロ退団。

2021.05.21

トライを挙げたヤマハの2番・日野剛志に抱きつくヘル ウヴェ(撮影:前島進)


 2019年のラグビーワールドカップでベスト8入りを果たした日本代表のメンバーでもあるヘル ウヴェが、7年間在籍したヤマハ発動機ジュビロを退団することが5月21日に発表された。

 身長193センチ、体重113キロの30歳で、ロックとフランカーでプレーできるヘルは、2021年度の日本代表候補にも名を連ねており、移籍して現役を続けると思われる。

 ヘルはトンガ出身(日本国籍取得)。ニュージーランドの高校を経て2010年に来日し、進学した拓殖大学では主将を務めた。そして2014年からヤマハ発動機ジュビロの一員となり、2020-21シーズンは副将を任されリーダーシップを発揮していた。

 破壊力抜群の力強いボールキャリアーであり、2016年に日本代表に初選出され、これまで16キャップを獲得。2019年のワールドカップスコッドにも選ばれ、サモア戦とスコットランド戦に後半から出場して奮闘し、ベスト8入りの快挙達成に貢献した。

 また、2017年から3季、サンウルブズでもプレーし、国際大会のスーパーラグビーで22試合出場した経験もある。


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