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日本代表と対戦予定のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ、コーチ陣発表

2021.04.14

2013、2017、2021年と3回連続でライオンズを指揮するウォーレン・ガットランド(Photo: Getty Images)


 6月26日に日本代表と対戦し、その後、南アフリカへ遠征するブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのウォーレン・ガットランド ヘッドコーチが、4月13日、コーチングスタッフを発表した。

 4年に一度結成されるドリームチームに、スコットランド代表指揮官のグレガー・タウンゼンドがコーチとして今回初めて加わることになり、アタックを担当する。名スタンドオフだったタウンゼンドは、1997年に選手としてブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズに参加した経験がある。
 同じくスコットランド代表からはディフェンスコーチのスティーヴ・タンディも名誉ある任務を与えられた。

 スコットランド代表は今年のシックスネーションズで優勝候補だったイングランド代表とフランス代表を敵地で破るなど奮闘が目立ち、選手もこれまで以上にライオンズに選出されるのではないかと期待されている。

 キックのスペシャリストであるニール・ジェンキンス(ウェールズ代表キッキングコーチ)はライオンズコーチとして4回連続の参加。ジェンキンスも選手時代(フルバック、スタンドオフ)に1997年と2001年のツアーでライオンズキャップを獲得しており、選手・コーチ合わせて6度目の参加となる。
 そして、2019年ワールドカップまでウェールズ代表のヘッドコーチを務めたガットランドをFWコーチとして支えたロビン・マクブライド(現 レンスター アシスタントコーチ)も2021ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのコーチングチームに加わる。マクブライドはウェールズ代表フッカーだった2001年に選手としてライオンズに選出されており、そのときの経験も活かされるだろう。

 ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズは6月26日にスコットランドのマレーフィールド(エディンバラ)で日本代表と対戦する予定で、その後、南アフリカ遠征へ出発。1か月以上にわたるツアーの終盤には、2019年のワールドカップチャンピオンである南ア代表“スプリングボックス”と3連戦をおこなう。

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