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フランス代表で多数コロナ陽性 スコットランド代表戦は延期に

2021.02.26

フランス代表×スコットランド代表の試合が予定されていたスタッド・ドゥ・フランス(Photo: Getty Images)


 シックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)の主催者は2月25日、今週末にパリ郊外で予定していたフランス代表×スコットランド代表の試合を延期すると発表した。新型コロナウイルス感染症の検査でフランス代表に多数の陽性者が確認されたため。代替開催日は未定。

 フランス代表はこれまで2勝0敗で首位に立ち、11年ぶりの優勝を目指している。スコットランド代表は初戦で前年王者のイングランド代表を倒すなど、こちらも好調ぶりを見せている。

 英国メディアのBBCによれば、フランス代表は、ファビアン・ガルティエ ヘッドコーチらが陽性だったことが16日に確認され、その後、ウイルスはキャンプ全体で拡大。シャルル・オリヴォン主将や世界最高スクラムハーフと言われるアントワーヌ・デュポンなども陽性者とわかり、計10人の選手・コーチが隔離された。
 大会主催者は、いったんは予定どおり28日に試合を開催すると発表していたが、今週木曜日の早い段階で11人目の感染者が見つかり、専門家グループのアドバイスを受け、延期を決めた。

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