ラグビーリパブリック

クレルモンの松島がトップ14で3トライ目 5戦連続先発でチームの2位浮上に貢献

2020.11.28

 フランス国内最高峰リーグのトップ14に挑戦しているASMクレルモン・オーヴェルニュの松島幸太朗が、現地時間11月27日にカストルでおこなわれた第10節のカストル・オランピック戦にフルバックで先発出場し、後半32分にトライを挙げるなどして40-14の勝利に貢献した。

 クレルモンは今季トップ14で、新型コロナウイルス感染症の影響により延期になった試合もあるなか、これまで8試合戦って6勝2敗(勝点28)となり、暫定2位に浮上した。

 全14チームが参加するトップ14のレギュラーシーズンは、ホーム&アウェイ方式の2回戦総当たりで26節までおこなわれ、上位6チームがプレーオフに進む。松島が加入したクレルモンは、4季ぶり3度目の優勝を狙っている。

 ラグビーワールドカップ2019で日本代表初のベスト8入りに大きく貢献したスピードスターの松島は、今年、サントリーサンゴリアスからASMクレルモン・オーヴェルニュに移籍。9月6日のトップ14開幕節(vs トゥールーズ)でデビューし、9月19日におこなわれたヨーロピアン・チャンピオンズカップの準々決勝(vs ラシン92)で初トライを記録していた。バックスの複数ポジションでハイレベルのパフォーマンスが期待されるユーティリティプレーヤーであり、これまでフルバック、ウィングとして、トップ14では8試合中6試合に先発し(延期となった第9節のリヨン戦をはさみ、5試合連続先発中)、10月24日のポー戦では2トライを挙げていた。

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