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豪代表がブリスベンで歓喜! ライバルNZ代表倒しレニー体制初勝利

2020.11.08

終盤のトライで勝利に近づいた豪代表。フォラウ・ファインガアはジャンプして歓喜(Photo: Getty Images)


 17年前に失ったブレディスローカップは今年も奪い返すことはできなかったオーストラリア代表“ワラビーズ”だが、宿敵、ニュージーランド代表“オールブラックス”との今季4戦目で意地を見せた。

 11月7日、ラグビーチャンピオンシップの第2節を兼ねた試合が11月7日にブリスベンのサンコープスタジアムでおこなわれ、地元ファンの声援を受けたオーストラリア代表が24-22で競り勝った。

 今季初戦は引き分け、その後連敗していたが、今年最後のライバル対決で、デイヴ・レニー新ヘッドコーチに初勝利をプレゼントした。

 両チームにレッドカードとイエローカードが1枚ずつ提示された激しい試合となった。

 オーストラリアは前半3分、3年ぶりに背番号10をつけたリース・ホッジのチップキックからチャンスとなり、ボールを確保したFBトム・バンクスがオフロードでWTBトム・ライトにつなぎ先制トライを挙げた。

 その後、逆転されたが、14-15で迎えた68分(後半28分)、2枚目のカードをもらって数的不利になったニュージーランドが自陣深くで反則を犯し、オーストラリアがPGで再びリードを奪った。

 勢いづいたゴールドジャージーの男たちは75分にもゴールに迫り、PRタニエラ・トゥポウが突っ込んでインゴールに押さえ、加点。コンバージョンも決まり24-15とした。

 黒衣のニュージーランドは79分にトライを奪い返し、点差を詰めたが、リスタート後、オーストラリアはWTBマリカ・コロインベテがハードタックルで相手にプレッシャーをかけるなど残り時間でリードを守り切り、歓喜となった。

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