2019-2020シーズンのイングランドクラブ王者を決めるプレミアシップラグビーのプレーオフ決勝が、現地時間10月24日にトゥイッケナムでおこなわれ、エクセター・チーフスがワスプスに19-13で競り勝ち、3季ぶり2度目の優勝を遂げた。
エクセターは1週間前にハイネケン・チャンピオンズカップを制して初の欧州王者となっており、シーズンを2冠獲得で締めくくった。
対戦相手のワスプスは、最近の新型コロナウイルスの検査でレギュラー4人を含む11選手が陽性反応を示し、苦しい戦力で決勝に挑み奮闘したが、12季ぶりの優勝には届かなかった。
エクセターは前半17分にCTBヘンリー・スレイドがトライを挙げ、その後いったんゲームをひっくり返されたものの、SOジョー・シモンズがPGを連続で決め逆転。13-10で迎えた後半も堅守を発揮し、58分(後半18分)に同点とされたが、雨の中の終盤の激しい攻防でPGチャンスを得ると、ゲームキャプテンでもあるSOシモンズが100%のゴールキック成功で65分、80分と貴重な追加点を挙げ、歓喜となった。