南米ラグビー協会は10月5日、ウルグアイ代表(世界ランキング17位)、ブラジル代表(同26位)、チリ代表(同29位)、そしてアルゼンチンXVが参加する南米4か国対抗戦(Sudamericano 4 Naciones)の日程を発表した。ウルグアイの首都、モンテビデオのエスタディオ・チャルーアが会場となり、10月17日に開幕。21日、25日と総当たり戦をおこない優勝を争う。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、試合はすべて無観客で開催される予定。
昨年まではコロンビア代表(世界ランキング33位)とパラグアイ代表(同46位)も参加する“南米版シックスネーションズ”だったが、今年は同地域の強豪4か国による戦いとなる。
アルゼンチンは11月7日開幕のザ・ラグビーチャンピオンシップ(南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンの各代表がぶつかる南半球4か国対抗戦)を控えており、代表選手の一部もこの南米4か国対抗戦に参加すると見られている。
ウルグアイ代表は、昨年のワールドカップ日本大会でスター選手も多かったフィジー代表を倒し、南米のラグビーファンだけでなく、同試合の会場となった釜石の人々も感動させ、勇気や希望を与えたチーム。
ブラジル代表とチリ代表は2023年のフランス大会で初のワールドカップ出場を目指しており、アルゼンチンXVやウルグアイ代表相手にどんなパフォーマンスを見せるか注目される。