今年11月中旬から開催予定のオータム・ネーションズカップに参加することとなり、イングランド、ウェールズ、アイルランドという強豪にチャレンジする機会を得たジョージアだが、9月、ショッキングな事件が起きていた。
ジョージア内務省は17日、同国ラグビー協会のメラブ・ベセリア副会長が選手に発砲して脚を負傷させた容疑で逮捕されたと発表。ベセリア容疑者は銃器の不法購入・所持・携帯および意図的に相手にけがを負わせたとして身柄を拘束されたという。
海外メディアによれば、事件は16日、首都トビリシにあるジョージアラグビー協会のオフィスで発生した。ベセリア副会長は、元セブンズ代表主将のラマズ・ハラジシュビリと言い争いになり、脚に発砲。撃たれた32歳のハラジシュビリ選手はすねを負傷し手術を受けたが、命に別条はないという。
ベセリア容疑者は有罪が確定すれば、最大で禁錮3年を科される可能性がある。
ジョージアラグビー協会は8月に会長が辞任して以来、混乱が続いており、一部報道では、キケティに本部を置くクラブチームの会長でもあるハラジシュビリ選手はジョージアラグビー協会に対して批判的で、ベセリア副会長との間にいざこざがあったと言われている。